山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組
「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」
(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。10月2日(月)の放送は、新日本プロレス所属プロレスラーのオカダ・カズチカさんをゲストに迎えお送りしました。
(左から)パーソナリティの山崎怜奈、オカダ・カズチカさん
◆入場時のちょっとした悩み
来年デビュー20周年を迎えるオカダさんに、まずはこれまでのプロレス人生を振り返ってもらうと「やっぱり“レインメーカー”になり、(2012年に初めてIWGPヘビー級の)チャンピオンになって、いろいろ変わっていった気がします」と転機を語ります。
“レインメーカー”の異名で凱旋帰国してからは、ビッグマッチで入場する際には「レインメーカードル」と呼ばれる紙幣が降り注ぐ演出で毎回ファンを湧かせていますが、実はそこにちょっとした悩みがあるそうで、「(入場時にレインメーカードルが降っているときは)気持ちがいいんですけど、みんな降ってくるお札(レインメーカードル)を見ていたり、お札を拾うことに夢中で、誰も僕のことを見ていないんですよ(苦笑)」と嘆きます。
◆“猪木愛”あふれた映画
そんなオカダさんが出演している映画「アントニオ猪木をさがして」が10月6日(金)に公開となります。この作品は、2022年に逝去したアントニオ猪木さんの軌跡を追ったドキュメンタリー映画で、事前に鑑賞したオカダさんは「僕は猪木さんの『馬鹿になれ』というメッセージが響いて“馬鹿になるのもすごく大事なんだな”ってグッときました。また、観る人によってグッとくるポイントが違うのかなと思いましたね」と率直な感想を語ります。
また本作には、オカダさん以外のプロレスラーや著名人も多く出演しており、れなちが「とにかく愛にあふれた映画ですよね」と言及すると、オカダさんも「猪木さんに対しては、選手もいろいろな気持ちがあったと思うんですけど、最終的には“猪木愛”にあふれた映画なのかなと思います」と共感。改めて本作について「誰が観てもグッとくるというか、猪木さんがすごい人だったんだなと思ってもらえる映画です」とオススメします。
◆もしもプロレスがなかったら…
この日は、オカダさんにリスナーからさまざまな質問が届きました。まずは「もしこの世界にプロレスがなかったら、どのスポーツ競技で世界一を狙いますか?」との質問が届くと、「この世界にプロレスがなかったら、プロレスを作っていますね(笑)。僕はプロレスしかできないと思っているので」と断言。この答えに、れなちも「かっこいい! すごくいい返答~」と感じ入ります。
続いて「ファンの声援はどんなふうに届いていますか?」との質問には、「ファンの応援がパワーになりますし、やっぱり歓声がないとプロレスじゃないと思います」と声を大にします。さらには、「(歓声が多いと)汗が出る量も違う感じがします。実際、コロナ禍は全然汗をかかなかったんですよ。ただ、単に僕が30歳を超えて代謝が悪くなっただけかもしれないですけど」と笑います。
また、「プロレスラーをやっていて良かったことは?」との問いには「日本全国いろんなところに行けるのが一番ですかね。いろんなものを見て食べて、いろんな場所の人たちにプロレスを届けられる、それが一番楽しいことですね」と答えます。
最後に「日本と海外のプロレスの違いは?」という疑問をぶつけると、「お客さんの応援の仕方とかは全然違いますね。アメリカだと、すごい技を出すたびに盛り上がったりして(お客さん自身が)盛り上がりにきている感じで、それに対して日本は、どちらが勝つのかを集中してじっと観ている感じ。また、メキシコだと“ヒールにはずっとブーイングしかしない”みたいな。国によって全然違いますね」と話していました。
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10月2日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年10月10日(火) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈