パーソナリティをつとめるクリエイティブ・ディレクターの鈴木曜さんが、
様々な分野で活躍している方をゲストにお迎えし、
自分と向き合い、心を"整える"ことそのヒントを探していきます!
第58回ゲストは、
水引作家・田中杏奈さんご祝儀のイメージが強い水引
そもそもどういうものなのか?さんに
田中さんが主宰する水引結び教室「晴れ」の活動と、「心と体の整え方」をじっくり伺いました。Q:水引といえばご祝儀袋のように思いますが、どういう意味で、どういうものなのですか?
A:ご祝儀袋の包みに結んである紐を思い浮かべる人が多い、中身は針金ではなく洋紙にレーヨンを巻いてある素材がほとんど
Q:水引という名前はどういう由来?
A:昔は和紙をこより状に長くしたものに糊を引いて固めたものに着色をして作っていたので
『水糊を引く』という製法から来た名前が有力と言われています。
素材を「水引」と言って、それで作られたものが『水引細工』と呼ばれています。
Q:どうして水引をアートにしようと思ったんですか?
A:最初は一番簡単な結びを試してみる機会があって、素材の特性的に手を加えると思いもしなかった立体的なものが出来たりして
自分も想像しなかった作品が出来上がったのがキッカケ。
Q:水引を取り扱う機会はなかなか無いですよね?
A:いまは手芸ブームもあり人気となっている、水引のひもの特徴は中が紙なので結び直せないので
どれだけ短時間で、少ない所作で、少ない回数で結びあげられるかで、美しさや仕上がりの美が決まる
Q:ご自身でやられている「晴れ」について教えて下さい
A:普段の暮らしの中でも日本文化を取り入れてもらえるように名付けました。
【水引作家・田中杏奈さんの自分と向き合って整う曲】
金木犀の夜 / きのこ帝国
子どもが寝てから作業することが多く、この曲のようにちょっと切ない感じが、頭が整理されて整う。
Q:心と体が整う、自分と向き合う時間は?
A:水引を結ぶときは無心になって何も考えずに手だけが動く、すごく集中できて自分と向き合う時間になる。
整う場所やスポットは、アトリエにしている部屋で誰にも邪魔されずに何かを作っている時!
Q:身だしなみなどでこだわっている事は
A:制作の道具なども含め、物を購入する時や洋服を選ぶときは「自分がどうありたいか」・「理想の自分になるための選択」をする
Q:これから挑戦したい事は
A:季節に合わせたものを作っていくと、同じ季節を走るから去年との違いに気付くので自分を向上させることが出来るので
そういうことを地道に続けていきたい。
【鈴木曜の放送後記】
とても軽やかでさわやかなイメージの方でしたが、水引のように芯がしっかりある方でした。
美しい作品がありますのでぜひチェックして下さい。
日本古来のアートみたいな部分ともコラボしたいと思っていたのでこれからの展開に胸が躍っています。
トーク模様は、radikoタイムフリーやAuDee、
ポッドキャストで聴く事が出来ます。
そして、番組では、あなたの「整う曲」へのリクエストや
「自分と向き合う」と聞いて思うことなど、メッセージを募集しています。
採用させて頂いた方には、
グルーミングブランド「AUGER」の
オリジナルキャップ(非売品)、コンパクトミラー(非売品)
人気のシステムカミソリのいずれかをプレゼントします。
どちらが希望かもお書き添えの上、番組HPのメッセージフォームから、送って下さい。
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