TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。9月18日(月・祝)のお客様は、前内閣総理大臣・菅義偉(すが・よしひで)さんとテリー伊藤さん。ここでは、菅前首相が進めた肝いりの政策「不妊治療の保険適用」について伺いました。
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テリー伊藤さん、菅義偉前首相
◆「不妊治療の保険適用」に多くの反響
テリー:僕がいうのもおかしいんですけれども、菅さんの総理時代の実績というか、政策的にやったことで国民から高い評価を得たのは“不妊治療の保険適用”だと思うんですね。これによって助かった方がたくさんいらっしゃるかと思います。この政策には、どのような思いがあったのでしょうか?
菅:少子化対策としての政策が必要だったのと、私が内閣官房長官のときから「不妊治療に保険を適用してくれないと、治療代が高すぎて通院なんてできない」という声をいただいていましたので、“せっかく総理大臣になったからにはやるぞ!”と決めて進め始めたわけですけれども、保険適用をさせるためには、審議会があるので(実現までに)2年ぐらいはかかっちゃうんですよ。
そこで思い切って、2021年1月1日から助成金による支援を(1回につき)15万円から30万円に増額して、所得制限も撤廃しました。その結果、2021年の出生数が、過去5年間の平均よりも1万人近く増えたんですよ。私のところにはお礼の手紙も結構来ましたね。
テリー:そうなんですね。でもなぜ、それまで(保険適用が)できなかったのでしょうか?
菅:保険の適用は病気に対しておこなわれますが、厚生労働省のなかで“不妊は病気ではない”という解釈があったわけです。それでも私は、総裁選のときに国民に(保険適用を)約束をしました。その結果、2022年4月から保険適用ができるようになりました。
そのことをX(旧:Twitter)でつぶやいたら“いいね”が50万件ぐらいついて、私が今まで投稿したなかでも圧倒的に多かったんですよ。ですから、不妊治療で悩んでいる方は、なかなか声には出せなかっただけで、たくさんいらっしゃったということですよね。
テリー:たぶん、誰も言えなかったんだろうなぁ。
菅:はい。なので“もっと早くやるべきだった”と申し訳ない思いもありました。
<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜 25:00~26:00