手島千尋アナウンサーがパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「井村屋えいようかん presents 防災 FRONT LINE」(毎週土曜 8:25~8:30)。9月23日(土・祝)の放送では、「地震による土砂災害の危険性」について取り上げました。
※写真はイメージです
今年の9月1日(金)で関東大震災発生から100年を迎えました。そこで9月の放送では、当時の被害状況を振り返りつつ、現在の防災対策について考えます。今回のテーマは「地震による土砂災害の危険性について」です。
関東大震災では激しい揺れによって、東京都、神奈川県、千葉県などの山沿いで土砂災害が発生しました。内閣府の報告書では、神奈川県の根府川(ねふがわ)で大規模な土砂災害が発生した際、駅に止まっていた列車がホームごと海に流されて200人が亡くなりました。また、その後の大雨によって、土石流なども各地で発生したとの報告もあります。
阪神淡路大震災のときも、地震の影響で六甲山地(ろっこうさんち)が大きく揺れ、700ヵ所以上で山腹が崩れるなどの土砂災害が発生。さらに、地震後の雨で崩壊した場所は2,000ヵ所以上に増えました。このことから、地震が発生したとき、そして、地震が起きた後に雨が降ったら“土砂災害に要注意”と覚えておきましょう。
土砂災害は、大きく「がけ崩れ」「地すべり」「土石流」の3つに分類できます。
がけ崩れは、斜面が突然崩れてくる現象です。一気に大量の土砂が崩れ落ちるため、もし発生時にがけの下にいた場合、逃げ遅れてしまう危険が高まります。地すべりは、比較的ゆるい斜面が広い範囲にわたって滑り落ちていく現象で、例えば、家や畑なども一緒に、大きな塊のまま動いてしまいます。そして、土石流は山や谷の土・石・砂が水と混じってドロドロになり、一気に流れ出てくる現象です。
国では、土砂災害が起きる可能性があるとされる区域を土砂災害警戒区域及び(通称:イエローゾーン)土砂災害特別警戒区域(通称:レッドゾーン)に指定しています。
そして、土砂災害は山間部で起きるとは限りません。都心にも警戒区域に指定されている地域はあります。23区で最も多いのは港区で、土砂災害警戒区域は208ヵ所、土砂災害特別警戒区域は141ヵ所あります。ハザードマップでも確認ができますので、あなたの街の危険性について事前に知っておきましょう。
<番組概要>
番組名:井村屋えいようかん presents 防災 FRONT LINE
放送日時:毎週土曜 8:25~8:30
パーソナリティ:手島千尋