住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜 9:00~11:00)。毎週金曜日に放送しているコーナー「オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。
10月6日(金)の放送は、「人の名前・顔の覚え方」に関する相談を紹介しました。
※写真はイメージです
<リスナーの相談>
私は、店舗を持たないお菓子屋さんを1人でやっています。現在、実店舗の開店に向けて動き始めているところですが、致命的なほど人の名前と顔が覚えられません。
イベント出店時など、毎回来てくれる方にも“はじめまして”の接客をしてしまい、申し訳ない気持ちです。人の名前や顔を覚えるのが得意な方は、どうやって覚えているのでしょうか? コツがあれば教えてほしいです。
以前、接客業をしていたときは、お客様の特徴と名前、会話の内容などをメモして必死に覚えていました。やはり地道な努力を重ねるしかないのでしょうか? お力添え、よろしくお願いします!(東京都 30代後半 男性 自営業)
お客様情報を“メモ”として残しておくのは、顔と名前を覚えるうえで立つと話す住吉。「お名前を覚えることもそうですが、まずはお客さまの存在自体を記憶することが良さそうですね」と話し、リスナーにアドバイスを呼びかけました。
パーソナリティの住吉美紀
――今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。この記事では、その一部のメッセージを紹介します。
◆覚えるために意識するポイントは?
コンビニバイト時代に、短時間のやりとりで人を覚えるために意識していたことを共有します。
・服装と持ち物
・話し方
・時間帯
服装、特にバッグは、わりと同じものを持ち歩いている人が多いです。キャラクターやブランドで何となく覚えます。
話し方は、声の高い・低い以外に、カゴを置くときに無言かあいさつを挟むか、また、お話が好きなタイプかそうではないか、なども含めて意識します。
時間帯は、「何時頃にあの人が来る」と頭に入れておくと、来たときにすぐ思い出すことができました。
人によっては顔を覚えられるのが苦手な方もいるので、私からはなるべく話しかけず、来たら目で会釈するようにニコリと笑います。向こうが話しかけて来る場合のみ、会話をするようにしていました。すると、向こうから自然といろいろ話してくださるので、より顔を覚えやすくなると思います。素敵なお店になることを願っております。(東京都 30代前半 女性 技能/作業職)
◆似顔絵を描いて記憶に留める
覚え方ですが、私は相手の似顔絵を描きます。初対面の人の第一印象を、15秒くらいの一発勝負で、ササっとノートの片隅などに描きます。
働いていたときは、会議で数人の相手と会ったときなど、必ず似顔絵を描きました。決してうまくはないのですが、顔と名前はけっこう印象に残りますよ。(埼玉県 60代後半 男性 その他)
◆会話の内容で記憶する方法も
教育関係の仕事をしています。私の場合、毎日少しずつ会話を交わして、エピソードやそのときの反応を覚えておきます。
もし間違えてしまったときは、素直に謝ります。それもエピソードになります。帰るときは、次に会ったときにつながるような会話をします。そして、次に会ったときは、前回の会話の内容を少し入れて話します。共通の話題があると覚えやすいですよね。
お客さんからの質問を調べて、次に会ったときに話すのもいいですね。人間関係、信頼を得て続けていくには、やはり時間がかかると思います。(東京都 50前半 女性 会社員)
<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月曜~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀