「曲をリリースした時点で自分のものではなくなる」レトロリロン・涼音が“楽曲リリース後”楽しみにしていることとは?

ジョージ・ウィリアムズ、安田レイがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送ラジオ番組「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」(毎週土曜 13:00~13:55)。10月28日(土)の放送は、レトロリロンの涼音(すずね)さん(Vo/A.Gt)が登場。10月25日(水)にリリースした配信シングル「たださよなら、命燃え尽きるまで」について語ってくれました。


ジョージ・ウィリアムズ、涼音さん、安田レイ



◆楽曲はリリースされたらおしまい

――配信シングル「たださよなら、命燃え尽きるまで」は、どういうきっかけでできたのですか?

涼音:曲自体は、去年の今頃のような、肌寒くなってきたときに制作したのですが、そのときは“曲がうまく書けないな”と感じていた時期で、ある日、寒いなか公園でギターを弾きながら曲を書こうと思っていたときに、この曲の原型のようなものがフワーッと浮かんできました。

当時は、多分不眠症も患っていたと思うんですけど、全然うまくいかないこととか、自分の人生を自分でうまく進められないことへの悔しさや怒りみたいなものが(曲に)出ているかなと思います。

――リリース後に、曲を聴いた皆さんからのリアクションを聞くと、どう感じますか?

涼音:僕のなかでは曲をリリースした時点でおしまいというか、自分のものではなくなるというか。楽曲に込めた想いはいっぱいあるんですけど、聴いた人によっていろいろな解釈があるので、それを見たり聞いたりするのが結構好きですね。あとは、その曲がいろいろな人に届いて、育って、何年か経った後に自分のところに帰ってくるタイミングがあるのかなっていうふうに感じています。

――曲作りはどのようにしているのですか?

涼音:今はメンバーの実家の倉庫みたいなところを、みんなで吸音材などを貼って簡易スタジオにして、そこでいつもリハーサルやアレンジをしています。

最初は、僕が作った原型となる曲をメンバーが聴いた後に、それぞれ感じたように演奏してもらって、その後に僕が“ここはこうしたい”と(メンバーに)伝えて……みたいなセッション形式で作ることがほとんどですね。

----------------------------------------------------
10月28日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年11月5日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

----------------------------------------------------

<番組概要>
番組名:JA全農 COUNTDOWN JAPAN
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜 13:00~13:55
パーソナリティ:ジョージ・ウィリアムズ、安田レイ
番組Webサイト: http://www.tfm.co.jp/cdj/