文教大学 Presents 誰かに話したくなる英会話。
このコーナーでは、文教大学・阿野幸一先生と一緒に、今日覚えて、すぐ誰かに話したくなっちゃう英会話を学んでいきます!

今回は単語力を伸ばすために、
disで始まる単語の意味について考えてみたいと思います。
disを単語の前につけることで、
その後ろに続く単語の「反対の意味」を表すというのが基本です。
例えばdisagreeという語は、agree「賛成する」の反対の意味になるので、
「意見が合わない」「反対する」という意味になります。
また、advantage「有利な点」「長所」の反対のdisadvantageは、
「不利」や「欠点」という意味になるということはお分かりの方も多いと思います。
では、disappearはどうでしょうか?
「消える」という意味ですが、これはappearが「現れる」という意味だからですよね。
discountという語もよく使いますよね。countしていくと値段が上がりますが、
discountでは、値段が下がります。だから「割引」という意味になります。
次にdiscoverです。大学生に聞いても、そのまま「発見する」と暗記している学生が多いようです。
でもcoverが「~を覆う」という意味なので、disをつければ、
覆うのではなく、その反対の動作、つまり「覆っているものをはずす」ということから、
「発見する」という意味になっています。
最後にもう一つ、「病気」という芋の単語にdiseaseがあります。
最初のdisを取ってみてください。
easeという単語、みなさんはeasyという単語から意味は想像できるかと思いますが、easeには「安らぎ」という意味があります。
反対のdiseaseは、「安らぎ」がなくなった状態なので、「病気」という意味になるんですよ。
こうしたことを知っていると、わからない単語に出会ったときに想像力を働かせることができるようになりますね。