パーソナリティをつとめるクリエイティブ・ディレクターの鈴木曜さんが、
様々な分野で活躍している方をゲストにお迎えし、
自分と向き合い、心を"整える"ことそのヒントを探していきます!
第63回ゲストは、フラワーサイクリスト / 株式会社RIN代表・河島春佳さん
花のロスを減らし花のある生活を文化にするために活動中の河島さんフラワーサイクリストとはどんなお仕事なのか、最新の著書の話と「心と体の整え方」をじっくり伺いました。Q:フラワーサイクリストとは?
A:フラワーサイクリストとは、自分でつけた『お花をアップサイクルする人』の肩書として使っている、お花をリサイクルする人。
捨てられてしまう花(規格外だったり、ちょっと枝が短い・曲がっている等)は野菜と同じ概念がある。
廃棄予定の花をちゃんと買取をして、また新しい価値を生み出して販売している仕事
自分が花の活動をするうえで、これに名前を付けたいと思って提唱した。
花の命を最後まで楽しむ人を増やしていきたい。
Q:フラワーサイクリストの学校も?
A:スクールもしていて300名近くいる、オンラインなので南は沖縄・北は岩手と広い地域に生徒がいる
。
Q:このはじまりはどうやって始まった?
A:独学でドライフラワーづくりを2014年ごろから始めた、きっかけは花屋さんで買った一輪の花を捨てずにドライフラワーにしてずっと溜めていた。
もったいなくて捨てられずにいた時に、お花をアップサイクルする人に肩書や名前を付けたいと思っていた。
生花店でアルバイトをしている時にクリスマスの廃棄予定のバラのブーケがあったが26日にはお正月の商品になってしまって
ブーケが無残なカタチになっていて、お花屋さんや生産者さんが笑顔になるためにも再利用できないか考え始めたのがフラワーサイクルのきっかけ。
Q:河島さん自体はフラワーサイクリストを広めるためにどんな活動を?
A:まずはお花の技術を学びたくて、資金をクラウドファンディングで募ってパリへ留学した。
パリの暮らしは良い意味でカルチャーショックを受けた、向こうは花の文化が定着している。
日本はギフト需要や冠婚葬祭のイメージがあるが向こうはマルシェで絶対お花屋さんがあって皆買い物の最後にお花を買っている。
【フラワーサイクリスト / 株式会社RIN代表・河島春佳 さんの自分と向き合って整う曲】
花 / 藤井風
曲も好きだけど、藤井風さんも好き。
歌詞が素敵、自分のフィロソフィに近い部分がたくさん盛り込まれている。
Q:整ったり、自分と向き合う時間は?
A:朝の時間にピラティスを一時間くらいして自分と向き合う時間を作っている。
どんなに忙しくても週一では時間を作っている。
整う場所はマンションのバルコニーで、家庭菜園みたいにグリーンを増やした。
二つ目はキャンプ場で、焚火したり・椅子に座って川の流れる音や鳥のさえずりを聞いたりして自分を整える時間を持つようにしている。
Q:本を最近出されましたよね?
A:『おうちでフラワーサイクルアート』が光文社から発売されています。
表紙にも意味があって、表紙のリースを循環の環として捉えている、上は生花で徐々に下に行くほどドライフラワーになっている。
中身は初めてお花を扱う方でも簡単に取り扱えるように、一般的なお花屋さんで売られているようなバラ・カーネーション・カスミソウとかを掲載している。
テーマはフラワーサイクルアートなので生花からドライフラワーとして楽しむまでの過程を全部飾って楽しめる一冊になっています。
【鈴木曜の放送後記】
感銘を受けた、名前を付ける事が色々なものが始まるきっかけになっていて、ネーミングは大事!
ロスフラワーやフラワーサイクリストと名付けるだけで命が吹き込まれる。
自分もネーミングをしたりするが、そういう意味では名前を付けるという行為に思いを馳せながらやっていきたい。
トーク模様は、radikoタイムフリーやAuDee、
ポッドキャストで聴く事が出来ます。
そして、番組では、あなたの「整う曲」へのリクエストや
「自分と向き合う」と聞いて思うことなど、メッセージを募集しています。
採用させて頂いた方には、
グルーミングブランド「AUGER」の
オリジナルキャップ(非売品)、コンパクトミラー(非売品)
人気のシステムカミソリのいずれかをプレゼントします。
どちらが希望かもお書き添えの上、番組HPのメッセージフォームから、送って下さい。

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