文教大学 Presents 誰かに話したくなる英会話。
このコーナーでは、文教大学・阿野幸一先生と一緒に、今日覚えて、すぐ誰かに話したくなっちゃう英会話を学んでいきます!
小学校や中学校の英語の授業で、子どもたちがタブレットを使って、
言いたい日本語をそのまま打ち込んで英語にしている姿を目にすることがあります。
そうすると難しい英語になってしまったり、
日本語で言いたいこととは違った不自然な英語が表示されたりすることが多いですよね。
ポイントは、言いたいことを「完全な日本語の文」にはしないということです。
日本語の文は、そのまま英語には直しずらいことが多いですよね。
伝えたいポイントを順番に英語にしていく習慣をつけるといいと思います。
「どうする、なにを、どこで」と言うようにです。
今回の例でいうと、「駅には改札があります」ですが、
これを翻訳にかけると、おそらく “There is a ticket gate at the station.”のような英語になると思います。
これだと、「ICカードを改札にタッチする」という要件は伝えられないですよね。
そこで次のように考えてみましょう。
まず「タッチする」だから touch
何をタッチするかと言うと your IC card
どこにタッチするかと言うと、改札になので、on the ticket gate
これをつなげると
Touch / your IC card / on the ticket gate.
「改札にあなたのICカードをタッチしてください」と言うことになります。いかがですか?
なお、touchは、しっかりと何かに触れることですが、
ICカードをかざす、つまり軽く触れるようなときにはtapという単語を使うことも多いので、
Tap your IC card on the ticket gate.
このように言ってもいいと思います。