江原啓之「離婚したければすればいい」“卒婚”を考える相談者に愛の喝!

スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
12月10日(日)の放送では、リスナーの皆さまからお寄せいただいた、さまざまな相談メッセージを紹介。江原がアドバイスをお届けしました。

江原啓之



<リスナーからの相談>
「卒婚」という夫婦の形がありますが、スピリチュアルの視点で見た「夫婦関係の卒業」つまり、「夫婦の学びが終わった」とはどのような状態のことをいうのでしょうか?

結婚は修行であり、運命の相手とはラブラブな相手ではなく、魂が磨かれる相手と認識しています。私は夫との関係で何度もぶつかった際、「これは自分の問題だ」と捉え直し自分と向き合い、「相手ではなく自分を変える」ということを繰り返しおこなってきました。

今、子どもが小学生なので、もし本当に離婚するとしたら、子どもが巣立ってからだと思っています。そのため私から離婚を申し出るのは、まだまだ先です。また、離婚しても学びが終わっていないと、もし再婚をしても同じような問題が浮上してくると思っています。

今、夫からは離婚の話は出ていません。これは、まだまだ学びがあるということでしょうか? どのようになったら学びが終わったことになるのでしょうか? また、学び終わったとわかるのでしょうか?

<江原からの回答>
江原:酷いことを言ってしまいますが、メールを読んで「まだ甘いな」と思いました。まだお子さんが小学生なのだから、それで「卒婚」だなんて分かるわけないと思います。

どんなことも肉(フィジカル)と魂(スピリチュアル)の2つに分けて考えなければいけません。そう考えると、まず「卒婚」というのは、どちらかと言うと「肉」のほうなんですよね。子を持ったのなら子育てなどやるべきことを果たしたうえで、今度はどう自分自身を成長させていくかを考えることが「卒婚」。

「魂」においては一生学びなので、「卒」も何もないんですよ。そもそも夫婦って形自体、いわゆる物質的なこと。離婚をしていなくても相手に先立たれてシングルになった方もいますし、離婚をしていてもそれがその人の軌跡ですよね。だから(肉と魂の)2つに分けて考えなければいけないのです。

(相談者さんは)スピリチュアルの視点で見ることと、物質的なものが混在しています。まずお子さんが小学生でしょう? 早い早い、何を言っているの! 親子の学びというのは、ままならない学びですから。子どもが小さい頃って「こんなときになんで熱出すの?」とか「なんでここでケガするかね?」って思うようなことの繰り返し。思うようにいかない。そこで夫婦でも揉める、ケンカをする。これが学びです。

それがだんだん少なくなっていくわけです。子どもに彼氏・彼女ができたらそっちに行ってしまったり、「ご飯はいらない」と言われてしまったり、だんだんと夫婦は自由になっていくわけですが、それでもまだ親子の学びはあるわけですよね。そうやってどんどん手が離れていって、子どもが巣立ったときに「空の巣症候群」のようになってしまった人が考えなきゃいけないのが「卒婚」です。

だって、生きているのは自分でしょう? 親という役目をしているだけであって、親をするために生まれてきたわけじゃないですから、役目を終えたら自分に戻らないと。あくまで自分が中心です。「卒婚」は基本的に、物質的な問題です。あくまで「物質的なもの」だと考えて、スピリチュアル(魂)の問題と混同しないようにしましょう。

「夫からは離婚の話は出ていません」とのことですが、離婚するとかしないとかは、卒婚と関係ありません。そっちは“実務”なのでやるべきことをやって、離婚したければすればいいんですよ。ただ、ちゃんと自分の経済とか、そういうことは考えてくださいね。離婚しようがしまいが、自分の魂の学びは一生続くので、そこを忘れてはいません。

奥迫協子、江原啓之



●江原啓之 今夜の格言
「“魂の学び”とは永遠です」


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12月10日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年12月18日(月)AM 4:59
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/

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