パーソナリティをつとめるクリエイティブ・ディレクターの鈴木曜さんが、
様々な分野で活躍している方をゲストにお迎えし、
自分と向き合い、心を"整える"ことそのヒントを探していきます!
第72回ゲストは、バレエダンサー/
日本ダンスサイエンスアカデミー代表・齋藤愛見
さん

バレエダンサーとしてのキャリア、指導者としての活動、
セカンドキャリアについてのお話、
そして「心と体の整え方」をじっくり伺います。
Q:最近、能楽堂でお会いしましたが、バレエ×能楽堂が新しいと思いましたがどういう経緯で?
A:バレエ指導者が、日本の身体芸術として能楽を学ぶのはすごく大事なことだと思って
能楽堂に『バレエ指導者を養成するためのご指導」をお願いしに行った。
今年からやってもらえる目途が立った。
姿勢を維持するとかバレエと似た部分がある、技を伝えるすべが「口と体で伝えていく」という教え方が似ている。
Q:バレエを始めたのは?
A:3歳の時から、幼稚園のお遊戯レベルから始まった。
現役ダンサーの時から並行して指導する機会をいただいて23歳の時に独立してバレエ教室を開いた。
人が増えて全ての生徒を見れないとなって「先生を育てないといけない」となり、
指導者を育てるシステムが必要になってラグビーには指導者を育てるシステムがあるのでそれを学ぶ機会を得て
レベルに応じた指導者の学び方のシステムを学んで、最初は仲間内で体の勉強をする会を開いていたが全国から集まるようになって
『ダンスサイエンスアカデミー』が出来た。
23歳の時に開いて今も続いているのが『バレエアーツ』3歳から70歳まで幅広い世代がバレエを楽しみ年に1回舞台に立っています。
Q:バレエの研究もされていて、どういう研究を?
A:バレエの動作について「動作分析」で、美しさとは何かを研究している。
立っている姿勢が根本的に美しいのではと思って基礎的な研究だけど
様々な経験の違う人たちの姿勢を比較して美しさの研究をしている。
普通に立っているとより「足を開いている時」の方が背中の筋肉を使うので
背中・腰・首が強くなっていくから姿勢が立ち上がっている時のような良い姿勢が出来上がる。
簡単な部分では、多くの人は頭が前に出ているけど、バレエダンサーは首が倒れていないので「首を起こす」と姿勢は良くなる。
【バレエダンサー/日本ダンスサイエンスアカデミー代表・齋藤愛見さんの整いソング】
ピアノ協奏曲第二番 / セルゲイ・ラフマニノフ
10代の時からよく聴いていて、毎回聴くときに違う曲に聴こえる。
自分にとって不思議な曲、いまの自分を俯瞰でみる事が出来る
マツケンサンバ / 松平健
こっちの方が良かった!!!
考えが煮詰まっている時にMVを見ると「思う存分やればいい!」と励まされている気になる!
整った!
Q:整ったり、自分と向き合う時間は?
A:あまり自分自身が完成していないので、まっさらに整うという状態が無い、
自分に向き合うという意味では、研究をしている時は突きつけられるような向き合い方になる。
辛いけど自分と向き合っている時間になる。
Q:これから挑戦してみたい事は?
A:時間がかかる挑戦はバレエの指導者の学びの場を日本に根付かせる!
【鈴木曜の放送後記】
姿勢もそうだけど芯がある方だった!
美とは何か、指導者のシステム、今後の業界の発展に重要な事を聞けた。
トーク模様は、radikoタイムフリーやAuDee、
ポッドキャストで聴く事が出来ます。
そして、番組では、あなたの「整う曲」へのリクエストや
「自分と向き合う」と聞いて思うことなど、メッセージを募集しています。
採用させて頂いた方には、
グルーミングブランド「AUGER」の
オリジナルキャップ(非売品)、コンパクトミラー(非売品)
人気のシステムカミソリのいずれかをプレゼントします。
どちらが希望かもお書き添えの上、番組HPのメッセージフォームから、送って下さい。

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