人気ステーキ店「やっぱりステーキ」。沖縄から全国、海外へ!オーストラリアでの勝ち方を公開

『お店ラジオ』にようこそ!
パーソナリティは、事業投資家の三戸政和さんと、スマレジ代表の山本博士さん。
ゲストは、先週に引き続き、ステーキ専門店「やっぱりステーキ」を展開する、株式会社ディーズプランニングの代表取締役・義元大蔵さんでした。

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2015年に沖縄で1号店をオープンして以降、現在では全国に展開する「やっぱりステーキ」。
義元さんがおっしゃるには、最初からFCを想定して業態を作ったとのことです。
「7店舗目ぐらいからFC展開していますね。FC自体は、『やっぱりステーキ』をやる時に、すでにビジネスプランに入れていたんです。第一条件としては、『やっぱりステーキ』が大好きで、お店を愛している人。全て面談をするんですよ。ちょっと偉そうかもしれないけれど、ちゃんと誠意を持った人を選んでいます」

そして2023年には、初となる海外店舗をオープン!
選んだ国はなんと、ネパールでした。
「たまたま一緒に会社やっているネパール人がいて」と、義元さん。
ネパールでは牛肉を食べないため、お店で出しているお肉は、ヤギや豚、鳥なのだそうです。
「もう全然違います。ロゴも違いますよ。牛のマークじゃなくて、ヤギのマークですから(笑)」
それ、もはや別のお店ですよね!でも、こういった柔軟性も義元さんの経営者としての魅力なのかもしれません。

その後、義元さんは、オーストラリアのシドニーとブリスベンにお店をオープンします。
えええっ、今度はステーキの本場!
オーストラリアといえばオージービーフが有名で、日本よりもステーキ文化が根付いています。
そんなエリアにステーキ専門店を出店したのは、何か勝算があったのでしょうか?
すると、「オーストラリアには安いステーキが無い」と義元さん。
「今までの『やっぱりステーキ』と一緒で、オーストラリアでも安いんですよ、僕らのステーキって。あっちでステーキを食べたら70ドルぐらい、レストランで食べてもそれぐらいする中で、うちは25ドルとか30ドルでやっているので。ただ、時給が高い。だいたい従業員の時給は25ドルぐらい。だからステーキも25ドルなんですよ」
へえ~、低価格なステーキ専門店が無いのは、確かに勝機ですね!
でも、人件費がかかっているとのことで、それで利益は出るのでしょうか?
「あちらの方って、ワインを飲んだりとかドリンクをけっこう頼むから、日本と違って単価が高くなってくるんですよ。あと、僕らの事業って基本的に人をあまり使わない作り込みをしているので、オーストラリアみたいに時給が高くて肉の原価が安いところだと、一番力を発揮しやすいですよね。人件費は高いけれど、人件費は抑えられる。でもお肉は日本より全然安い」
なるほど~!それは確かに勝ちやすいですね!
ほかの飲食店は20人近くスタッフがいるそうですが、「やっぱりステーキ」は8名ほどでお店を回していると言います。
さらに、「オーストラリアには今年も2店舗作りますので、一年で4店舗」とのこと。
「次はメルボルンにオープンさせます。まずは知名度を上げるということで、各エリアにどんどん出店していかないと。あちらでも流行った店はみんな同じことをするので、先手を打って、10店舗ぐらいまではバンバンと(各エリアに)出して、そこからシドニーで6店舗とか、そのエリアに根ざしていく」
これが、義元さんの海外展開のお考えです。それだけ業態が強いってことですよね~!すごい!
ちなみに、業界の常識にとらわれない義元さんのやり方は、メニュー作りにもあらわれています。
曰く、「ステーキを食べる時って、ステーキ以外に何か付いてないですか?アレを無くしたんですよ」とのこと。
ステーキに付いてくるもの…、確かに野菜やポテトなどが添えられていることが多いですね。
「僕は、それに20円かかるぐらいだったら、20円高い肉を出したほうがいいよ!と、添え物を潔く無くしたんです」
こういった工夫も、安くて美味しいステーキを出すことで人気を獲得した理由なんですね!

そんな義元さんが、ステーキ業態の次に展開を考えているのが「朝ごはん」の事業です。
どのような場所で、どんな需要があって、今「朝ごはん」なのか?
答えは、アーカイブでご確認ください!


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また、音声メディア「Voicy」では、放送で紹介しきれなかった未公開部分などを配信していますので、そちらも是非聞いてください^^

それでは皆様、またのご来店お待ちしております!



 

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