2/26(月)にお迎えしたゲストは・・・?

14時台では、
王子ブームについて、
文教大学 人間科学部 人間科学科教授で 
大衆文化がご専門の1つである大塚明子さんにお話を伺いました!

「"○○王子"」ブームについては、
"○○王子"は、どちらかというと女性目線の呼び方で
欧米などではこういう呼び方はなく、
日本にしかない呼び方なのでは?とのこと。

そして、その当時の年配の女性たち、
時代的に清純な男性を求める層が、
偶像の対象として表現して、それをマスコミが2次利用したと言われているそう。

時は流れて「王子さまって…」と思う世代が主流になり、
羽生結弦さんや大谷翔平選手は王子さま的な存在でありながら、
"王子"という言葉では表現されなかったのではと思われているそう。

ただ、ネット社会の今、
ちらほら「"○○王子"」という方々がいたり、
マンガやアニメには、"王子"・"王子さま"が多くみられますよね。
そんな"王子たち"は、どこからやってきたのか?について伺うと、
これは一周まわって俯瞰して"王子"というモチーフを楽しんでいたり、
多様化する価値観の中で、本能的に“王子”を求めていたりするのでは?とのこと。
そして、日本人は"王子"という言葉が好きなのでは?と考えられているそう。

大塚明子さん、ありがとうございました!



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15時台では、
Kula Shakerのボーカル、クリスピアン・ミルズの
インタビューをお届けしました!


Kula Shakerはフジロックに4回、サマソニに1回と、
日本の夏フェスに多く出演しています。
そんな日本の夏フェスで印象に残っていることを聞くと、
フジロックは楽しかった!けど、日本の夏の暑さはヘビーで、
インドの5月もすごかったけど、千葉マリンスタジアムのサマソニに初めて出た時も、
ロンドンから来た僕らには信じられない暑さだったそうで、
日本の暑さに驚いたそう…!
ここ最近の日本の夏は本当に暑いですよね…。

そして、1995年のデビューからもうすぐ30年。
30年を経て、バンドはどのように変化したのかを聞くと、
若い時は、物事をコントロールしようとするし、
そうすれば結果がきっと変わる!と思っていた。
でも、今はもっとゆったりと見るようになったそう。
こうしたから必ずこうなる!という考え方ではなく、
今は謙虚な気持ちで受け止めるようになったそう!

今月2日に発売されたニューアルバム「Natural Magic」は、
オリジナルメンバーのジェイ・ダーリントンの復帰後、
初のアルバムということで、
彼が加わってからのアルバム制作について聞くと、
ジェイ・ダーリントンは子供の頃から知ってる友達で、
人生のステージが変わって、共通点がなくなったように感じる時期もあって、
話すこともないのかなと思っていたそうですが、
再会すると、ほんの5分しか経ってないような、全てが一瞬で元に戻る。
15年くらい会えていなかったそうですが、すぐに昔みたいな冗談を言って笑って、
音楽の感覚の一瞬で昔の感触が戻ってくる感じがしたそうで、
それが明らかに今回のアルバムにも反映されてるそうです!
ぜひ、アルバムチェックしてみてくださいね!

Kula Shaker レーベルHP
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