文教大学 Presents 誰かに話したくなる英会話。
このコーナーでは、文教大学・阿野幸一先生と一緒に、今日覚えて、すぐ誰かに話したくなっちゃう英会話を学んでいきます!
「行けたら行く」ってよく聞きますよね。
ストレートに断ることを避けるときに使う言葉で、
ほとんどの場合には「行けない」ことを婉曲的に伝えているのではないかと思います。
まさに日本語特有の「相手に気づいてもらう」言い方かもしれませんね。
まず「行けたら行く」をそのまま英語にしてみると
If I can make it, I will go.
このようになります。
ポイントは make it という表現です。
itは、話の流れからの漠然とした状況での目標を表していて、
makeと合わせて「その目標をうまくやる」というようなニュアンスの言葉です。
この場合には、「会合などに出席する、来る」という意味を表します。
If I can make it, (もし行けるならば) I will go.(行きますよ)
このようになりますが、英語では「行けるかどうかまだわからないけど、
行けるようになったら行くね」ということで、
日本語の「行けたら行くね」という微妙なニュアンスとはちょっと違って、
「行けるように調整して、調整できれば行く意思がある」、こんな感じになります。
もう少し日本語のニュアンスに近づけるとしたら、
I don’t know if I can make it.
「行けるかどうかわからない」
と言うことができます。
この場合には、「たぶん行けないと思うけど」という気持ちを表せますね。