『哀れなるものたち』

今日ご紹介する映画は・・・

胎児の脳を移植された成人女性が無垢な目線で世界を旅し、

自立した女性へと成長していく姿を描いたドラマ。


出演:エマ・ストーン、ウィレム・デフォー、マーク・ラファロ

監督:ヨルゴス・ランティモス

 

<ストーリー>

風変わりな天才外科医のバクスターはある時、海に身を投げた若い妊婦の

死体を発見。 
脈はなかったものの体にはまだ温もりがあり、お腹の子供は生きていました。 
「電気刺激を用いれば彼女を蘇生できる。」そう判断したバクスターは

胎児の脳を死んだ母親に移植させ、観察することにしたのです。


彼女はベラと名付けられ、新たな人生をスタートさせます。

体は大人、心と振る舞いは幼児。

彼女を危険から守るため屋敷の外に出ることは許されませんでした。

 

そんなベラは次第に外の世界に興味を持ち始め、

そこに現れた弁護士のダンカンに誘惑されてヨーロッパ横断の旅に出ます。

子供の目線で外の世界に触れるベラ。  様々な経験を重ね、

自分の力で知性や生きていく力を身につけ、成長を遂げていくのです。