フリーアナウンサーの住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」（毎週月曜～金曜 9:00～11:00）。毎週金曜日に放送しているコーナー「オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。
7月5日（金）の放送は、「好きだったものが嫌いになる状況」に関する相談を紹介しました。

※写真はイメージです

＜リスナーの相談＞
私は学生の頃から学んでいた分野の仕事につけており、それは幸せなことだと思っていました。しかし、ここ2ヵ月くらいは仕事の終わる時間が日付を超えることが多く、体力的にも精神的にもつらくなっています。

以前ほど仕事も前向きに取り組めていない感じがあるのと、仕事と趣味が近かったのもあり、その分野自体が嫌いになりました。少しトラウマのような感じにもなっていて、悪循環に陥っています。

短時間で気持ちの切り替えはできそうにありません。今まで好きだったものがつらい経験で嫌いになってしまったとき、みなさんがどうされているか教えていただきたいです。（埼玉県 20代後半 女性 会社員）

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この相談のパーソナリティの住吉は「まずは体力的な部分で嫌になっているのではないでしょうか。リフレッシュできるよう改善すれば、少し気持ちが変わるかもしれないです」と推測します。

相談者と同じ状況に陥った場合、住吉は力になってくれそうな先輩や上司に対して、まずは労働時間の相談をすると話します。「学生の頃から学んでいた分野を急に辞めてしまうのはもったいないですし、リフレッシュができたら『やっぱり好きだ』と思えるかもしれない。肉体は心とつながっているので、疲れているときは思った以上に精神状態に影響を与えます」と話し、アドバイスを呼びかけました。

パーソナリティの住吉美紀

――今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。この記事では、その一部のメッセージを紹介します。

◆違う分野に立ってわかることもある
高校生の頃からずっと同じ分野に携わってきて、20代中盤の頃に「本当にこの分野が続けたいのか？」と疑問が湧いて、一度違う分野の仕事についたことがあります。

結果を申しますと、結局もともとやっていた分野が自分は好きなんだと言うことに気が付いて、1年位で転職しました。ただ、その時間は自分にとって無駄ではなく、外での環境を知ることで現在の仕事に活かせることもたくさんありました。

あくまでも私の経験上の話なので、絶対にこうなるとは思いません。ただ1つ言えることは、どの分野に行っても人とのつながり（全員でなくてもOK）を大切にすれば、いい経験や出会いになると思います。参考にしてみてください！（千葉県 30代前半 男性 会社員）

◆仕事で思うことを書きだしてみる
仕事をするにあたって、一旦楽しいこと、嫌なことを書き出してみましょう。自分を客観的に見て冷静に考えると、悩みの大きさや、本当に無理だと思っているのかどうかがわかるのでオススメです。嫌なことを考えると、頭のなかが全部嫌なことでいっぱいになっちゃいますからね。（埼玉県 40代前半 男性 会社員）

◆一度仕事から離れる環境にしてみよう
この2ヵ月間、一生懸命お仕事を頑張ってらして、偉いです！ 疲労を感じていると、すべてがうまくいかなくなります。物理的な動作もですし、気持ちも塞がってしまうんです。そういったときはまず、しっかり休むことが大切です。なので、まずは会社に相談するしかないですね。

1週間くらい仕事のことに触れない状況を作れるとリフレッシュできると思います。ただ、疲労して心が塞がっているときは、こういうことって相談しづらいですよね。

私は同僚に相談して、同僚から上司に休みの相談をしてもらい、2ヵ月程度休職しました。そのあとは仕事量を調整していただいたこともあり、業務の内容についても好きな気持ちが戻ってきました。どうか好きが戻ってきますように。ご健闘をお祈りしています！（茨城県 30代前半 女性 会社員）

＜番組概要＞
番組名：Blue Ocean
放送日時：毎週月曜～金曜9:00～11:00
パーソナリティ：住吉美紀