文教大学 Presents 誰かに話したくなる英会話。
このコーナーでは、文教大学・阿野幸一先生と一緒に、今日覚えて、すぐ誰かに話したくなっちゃう英会話を学んでいきます!

今回は、日本語特有の表現のニュアンスを英語ではどう表すのかを考えます。
何かをお願いするときに「悪いけど、~してもらえる?」と
お願いすることがありますよね?
この「悪いけど」のニュアンスは、どんなふうに表現したらいいでしょうか?
「悪いけど」をそのまま直訳することはできないので、
日本語では「もしできればでいいんですけど」と言いかえられます。
これは、「ダメかもしれないけど、もしよければ」とういうことで、
英語では仮定法のニュアンスを取り入れて、助動詞の過去形の
Would や Could を使うことで、丁寧にお願いすることができます。
食事の時にお塩を取ってもらいたければ
Would you pass me the salt, please?
「もしよければ取ってもらえますか?」ということで
「悪いけど取ってもらえる」と同じような気持ちを表せます。
自動販売機でお茶を買いたいけど小銭がなくて、
「もしできれば100円貸してもらえる?」なんて言うことがあると思いますが、
そんな時には
Could I borrow one hundred yen?
こんなふうに言えます。
どちらも、「もしもよければ、もしできれば」というニュアンスを表すことで、
丁寧な印象を与えられます。
もちろん、仲のいい友達同士なら、
ここまでていねいにする必要はないので、
could ではなく can を使って
Can I borrow one hundred yen?
で大丈夫です。
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