パーソナリティをつとめるクリエイティブ・ディレクターの鈴木曜さんが、
様々な分野で活躍している方をゲストにお迎えし、
自分と向き合い、心を"整える"ことそのヒントを探していきます!
第104回ゲスト 歌舞伎役者・尾上右近さん
歌舞伎俳優で、清元でもあり、
ミュージカル、バラエティ、情報番組のキャスターなど、
幅広い分野で活躍中の尾上右近さん!
お仕事のお話から、浅草公会堂で行う自主公演『第八回 研の會』のお話、
そして「心と体の整え方」をじっくり伺います。
Q:幅広くご活躍されてますね?
A:そもそも歌舞伎の人は「何でもやる必要はないけど、何でも出来なきゃいけない」というスタンス。
世界を旅するバックパッカー的に、色々なお仕事をやっているけど、やっぱり歌舞伎が好きで戻ってくる感じがある。
Q:歌舞伎役者でもあり、清元でもある?
A:歌舞伎は音楽劇で、普通のお芝居でも何かしらの音楽が流れながら演技を展開させていくのが歌舞伎の基本形態。
その中での、ナレーションを音楽的に奏でていくジャンルの家に生まれた。
なので、清元を継いでいくのが習わしだったが、役者になりたいと話した時「清元はどうするの?」という話になり
12歳で右近の名を襲名した時から清元になれないと思っていたが、師匠や先輩がどっちもやったらいいんじゃないかと言ってくれて
どっちも出来ている。
Q:9月4日・5日に浅草公会堂で行う自主公演『第八回 研の會』をご紹介して下さい?
A:自主公演は自分の原動力になっている、今回で8回目で、今回は後輩の存在から「親心」の目覚めを感じて演目は母親が主役の「摂州合邦辻」と
親子の獅子の物語「連獅子」を公演します。
歌舞伎は何を伝統として受け継いできたのかというと実際は人から人へ受け継がれるものを繰り返しているだけで、
自分も先輩から受けた恩を後輩へ渡すというのが歌舞伎の伝統では?と考えている。
心で伝えないと心に伝わらない。
Q:年間で360食を食べるほどのカレー好きで、今年の4月に書籍「華麗なる花道」を出版されましたね?
A:パンチが効いていて、ご飯に合うカレーが好き、家ではレトルトを合い掛けにして楽しんでいる
本では自分のカレーの楽しみ方を語っている。
【歌舞伎役者・尾上右近さんの整いソング】
Everybody Loves Somebody / ディーン・マーティン
歌舞伎界の伝統や、親子の距離感とか温かみを感じる曲
自分も家族を持ったら、家族の好きな曲にしたい。
Q:整ったり、自分と向き合う時間は?
A:散らかりまくっている、一番心躍る瞬間はオファーが来た時で、心が整う瞬間は舞台が終わった後のお風呂
一番フラットになっている瞬間。
整う場所は意外と楽屋。
Q:身だしなみのこだわり、気をつけている事は?
A:刈上げの維持、髪型は重要。
Q:これからやってみたいことなどは?
A:終演が深夜2時など、R指定歌舞伎というのをやってみたい。
2024年10月25日公開予定の映画『八犬伝』、11月公開予定映画「十一人の賊軍」に出演
10月も歌舞伎座に出演予定で、芸術の秋にバッチリ!
※詳しい予定などは公式HPをチェックして下さい
【鈴木曜の放送後記】
声にチカラがあって、思いが乗っている感じがした。
トーク模様は、radikoタイムフリーやAuDee、
ポッドキャストで聴く事が出来ます。
番組HPと併せてぜひチェックして下さい
そして、番組では、あなたの「整う曲」へのリクエストや
「自分と向き合う」と聞いて思うことなど、メッセージを募集しています。
採用させて頂いた方には、
グルーミングブランド「AUGER」の
オリジナルキャップ(非売品)、コンパクトミラー(非売品)
人気のシステムカミソリのいずれかをプレゼントします。
どちらが希望かもお書き添えの上、番組HPのメッセージフォームから、送って下さい。
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