今回のLEGENDS 岩崎宏美~シアワセノカケラ~、ゲストに歌手の島津亜矢さんがお越しくださいました。
島津亜矢さんはデビュー前から数々の音楽賞を受賞しその歌唱力に注目の集まる方でしたが、初めて大会で賞をいただいたのは3歳の頃。それには思わず宏美さんも驚き。さらに、その時に歌ったのはなんと宏美さんの『二重奏』だったそうです。なんとも末恐ろしい3歳ですね。
そんな島津亜矢さんと宏美さんが初めてお会いした時、島津亜矢さんのヘアメイクを担当していたのがIKKOさん。宏美さんにとってはそちらの印象がまず強かったとか。
そんなデビュー当時から宏美さんとは共通点も多く、「初めて島津亜矢さんを見た時から“ピカピカ輝いている”し、“歌怪獣”という言葉がドンピシャ」とうっとり。
そして“歌怪獣”の島津亜矢さんは、アヤ・シマヅとして世界デビューを果たしました。
7月に”アヤ・シマヅ”として、アレサ・フランクリンの名曲を歌い上げたカヴァー・アルバム「AYA’s Soul Searchin’ -Aretha Franklin-」をリリース。
それまで日常では洋楽をほとんど聴いていなかったという島津亜矢さんですが、ある時「アレサ・フランクリン聴いてみたら?ぴったりだと思う」と言われ、その名前をメモした数ヶ月後に、別のところからこのお話が舞い込んだそうです。
今回総合プロデューサーを務めた松尾潔さんとは、初めてのタッグ。ですが、島津亜矢さんの歌声はもちろん、アルバムから放たれるパワフルな雰囲気に宏美さんは「本当に楽しかったんじゃないかな」と想像されていました。
最初は「本当に私なんかにできるのかな」「しかもアレサ・フランクリンってこんなにもすごい人じゃない」と感じていたそうですが、50歳という節目を迎えてなお「こんな大きな、とてつもない宝物をくれようとしているのに、やりもしないで“できない”と言うのは違うな」と思いアルバム制作に励んだそうです。
レコーディングは5日間。元々はあまりレコーディングに時間をかけるのが苦手で2日で終えるようにしているそうですが、今回は1日に1曲~2曲のペースでレコーディングをしたとか。
とはいいつつも宏美さんは「この曲を1日に2曲も!?」と驚き。島津亜矢さんの集中力、歌を出力するまでのスピードの凄まじさを感じます。
今回は英語を歌うということで、発音もかなり気を遣ったそう。レコーディングのたびにへとへとだったそうです。
それでも一曲一曲が楽しかったと語る島津亜矢さん。その楽しい心地がサウンドとなってアルバム全体からも伝わってくるような一枚となりました。
島津亜矢さんが”アヤ・シマヅ”として、アレサ・フランクリンの名曲を歌い上げたカヴァー・アルバム「AYA’s Soul Searchin’ -Aretha Franklin-」は、現在絶賛発売中。