9月25日に青森県五所川原市の『立佞武多の館』でコンサートをしてきました。
この番組でも何度かお伝えしましたが、
青森の青龍寺でのコンサートでご一緒している音響スタッフの方が
立佞武多の館の館長さんだったというご縁から、
2024年の20周年に、ピアノを弾いてほしいとお声がけいただいたのが実現。
楽しい時間を過ごさせていただきました。
立佞武多の館に伺うのは、ほぼ1年ぶり。
2回目でしたが、足を踏み入れた瞬間、立佞武多の大きさと迫力、美しさに圧倒され
『立佞武多の館』で演奏できる喜びがわいてきました。
高さ23メートルにもおよぶ立佞武多2台の真ん中に舞台を組み、ピアノを設置。
演奏する前からも後ろからも立佞武多に見守られるという貴重なステージです。
1体はインドの神様、もう1体は歌舞伎をモチーフにした日本の伝統的な造形物。
23メートルの立佞武多が入る建物ですから、当然、天井も高く吹き抜けになっていて、ピアノの音が天にのぼっていくようでした。
この番組でも、電話を繋いでお話させてもらった、
津軽笛奏者の佐藤ぶん太さんをゲストにお迎えしました。
夕方まで通常営業をしているため、
リハーサルは6階のレストランのスペースをお借りして行いました。
ここがまた、展望台のような素晴らしい景色で、岩木山を望むことができます。
レストランは、しじみラーメンが人気とのことで、
リハーサルをしながら、しじみラーメンのポスターを眺めていました。
今回の挑戦は、立佞武多のお囃子にあわせてピアノを弾くこと。
本来は笛と太鼓と掛け声のみですが、最初に『立佞武多の館』へ行ったとき、
館内にお囃子が流れているのを聞いて、ピアノで弾いてみたいと思ったのです。
佐藤ぶん太さんの提案で、五所川原を中心に津軽各地の祭りで活躍している
五所川原ねぶた囃子「心組(こころぐみ)」の代表・工藤貴美雄さんに
お越しいただき、ぶん太さんと私と3人で演奏しました。
まず笛のみで始まります。
ドラムのようにリズムを刻んでいないのに心臓の鼓動のようなビートが感じられます。
このままピアノが参加しなくてもよいのではと思ったぐらい。
1人の笛から、2人の笛へ、そしてピアノが入り徐々に盛り上がる、、、
貴重なコラボ経験でした。
ぶん太さんとは、リンゴ追分を
故郷津軽への愛がこもった、ぶん太さんオリジナル「遙かなる津軽」
そして、情熱大陸も
ぶん太さんが演奏を紹介している動画の中に、
東京の真ん中で情熱大陸を演奏している、ドッキリのような企画の映像を見つけて、
ぜひ演奏したいとお願いすると、照れながらも快諾してくれました。
ぶん太さんの津軽笛は歌心にあふれています。
地元が好き、地元のお祭りが好き、
そしてもっと多くの人に津軽の素晴らしさを知ってほしい、好きになってほしい。
その思いがお客様にも伝わっていた。
最後に「ふるさと」を演奏した時は、大声で歌ってくださる人も。
あたたかで、熱い1日でした。
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