善通寺市お宝ハンター 岡 加依子です😎✨
謎ボスからの指令(ヒント)
「元・善通寺市地域おこし協力隊員が、お米屋さんでやっているカレー屋さん「はせべぇ」」
カレーの香りをクンクン。。。わたしの驚異の嗅覚で辿り着いたのは、中通り沿いにある「長谷川米穀店」。
一見、お米屋さんのようですが看板を見てみると。。。
「今週のカレー」
おぉ!やっぱりカレー屋さんだ
「いらっしゃいまゼェェェット!」と迎えてくれたのは店主の中川裕太さん(通称ポン太、ポンちゃん)
ちなみに「Z」は、「善通寺市(Zentsujishi)」の「Z」です
善通寺市愛あふれる中川さんは、何を隠そう元・善通寺市地域おこし協力隊員!
2019年4月~2023年9月まで商工観光課に所属し、善通寺市観光協会サイト「空海ナビ」の運営や、イベント企画などを担当されていました。
奥さんのご実家である「長谷川米穀店」は名前の通りお米屋さんでした。
2023年9月に地域おこし協力隊の任期を終え、その翌月の2023年10月!!
空き店舗になっていたお店をリノベーションし、念願のスパイスカレー店をオープン!10/7で1周年を迎えます「はせべぇ」は「長谷川米穀店」の略だったんですねぇ
お米屋さんの名残を感じる外観と店内。
大阪から善通寺市に移住してきた約6年前。中通りのレトロな雰囲気が大好きになり、店舗も出来る限りそのままを残すようにしたそう。
お米屋さん時代に使われていたランプや家電たちも現役バリバリです
当時を知る地元のお客さんからは「懐かしいねぇ」という声も
「はせべぇ魂(SOUL)」を繋いでいます。
その他の家具は、以前お宝ディスカバリーにも出演いただいたカガラカン工房の山本哲哉さん が、お店の雰囲気に合わせて作成したり、取り寄せてくださったもの。
ふと手に取りたくなるような本が並べられていたり、壁にはアートが展示されていたり。
現在は、刺繍作家「繍-shuu-」さんのポップでカラフルな作品が飾られています!
他にも、トークイベントやライブ、演劇公演(中川さんは四国学院大学演劇コースの大ファン)を行ったり。
最近では県内のうどん屋さん達と仲良くなり、カレーうどんイベントを開催しました!
岡「なんで、お米屋さんとうどん屋さんに接点が?」
中川さん「うちは、米”穀”店なので、穀物ならなんでもOKなんです!」
なるほど!笑
基本は週替わりで2種類のカレーをご用意
1つは、あまりスパイスカレーに馴染みがない方でも食べやすいもの。
もう1つは、スパイスカレー好きにも満足いだけるような変化球ものを。
取材日のカレーは「ハセガワココナッツチキンカレー」&「クリーミーナッツキーマカレー」もちろん、あいがけで
「ハセガワココナッツチキンカレー」は、中川さんが初めて作ったカレーで何度も何度も作っているイチオシ!このカレーを目がけて来店される方も多い大人気カレー。
「クリーミーナッツキーマカレー」は、ココナッツミルクやナッツのコク、隠し味の麦味噌を感じながらブラックペッパーで辛みも感じるカレー。
今週は、ココナッツの中で色んなバリエーションを出せるように、あえてココナッツベースのものに多くチャレンジしたそう。
中川さん 「うちのカレーはバリバリスパイスすげぇ!というものではなく、じんわり効いてくる。お米屋さんの名前でやっていることもあり、お米は営業日の朝に精米して、できるだけ炊き立てをご提供するように。お米の美味しさ、香りも楽しんでもらえるように。馴染みあるカレーライスとスパイスカレーのちょうど真ん中のカレーを目指しています。今の時期は新米ですよ」
ペロリといただきました
あいがけに見せかけて、実はご飯の上には「和風スパイスドライキーマ」がっ!!トリオ?笑
カレーのルーを混ぜたり、食べ比べたり。
副菜の「さつまいものシナモンココナッツ煮」や「ニンジンのクミン炒め」を混ぜたり。
何通りもの味変が出来ちゃうから、食べながら色んな発見があって美味しい&面白い
ボリューム感あるけれど、詰め込まれている感じはなく、ゆっくり最後まで美味しくいただけます。
「胃もたれしない」「風邪ひかなくなったかも」「元気になれる」と仰ってくれるお客さんも
お店で使用されているカレー皿は、善通寺市が舞台の古墳スタンプラリー「善通寺作戦」の生みの親「野口会館」のボス、その正体は高松市の陶芸家 野口二朗さんに特別に作ってもらったもの。お皿のふちがくるんとなっているので、とっても食べやすいんです
食後にいただいたのは「サンセットオンザビーチコーラ」
中川さんの奥さん渾身のクラフトコーラ!甘さ控えめ、まろやかで爽やかな後口がクセになる味。
夏!海!南国!をイメージして作られましたが、秋・冬も継続して販売する予定
みなさん、お気づきでしょうか。。。《その他》モノマネ0円、写真撮影0円に。
なぜ、モノマネがメニューに???
中川さん「連邦の白い悪魔と呼ばれる「ガンダム」にかけて作った「善通寺の白いチキンカレー」というカレーがあるんですけど、あ、これモノマネできるやん!と思って笑 このカレーを注文すると、アムロレイさんが持ってきてくれる。かも」
岡「白いチキンカレーの時しかモノマネは出てこないのですか?」
中川さん「他のメニューでもモノマネを注文していただければ出てきます!チャイを頼むと長州力さんとか。」
モノマネレパートリーは20~30種類。現在、お客さんからのリクエスト「美川憲一さん」「福山雅治さん」を練習中。
中川さん「カレーだけでなくて、モノマネも仕込んでいます!」(ドヤぁ)
そして、もう一つの0円メニュー「写真撮影」
中川さん「お店でカレー食べたり、お喋りしているお客さん達の雰囲気がとっても良くって。協力隊員の時はカメラもしていたこともあり、良い表情!撮りたい!でも無断で撮れない!じゃあ、メニューに入れたらいいやん!と追加しました笑」
もちろん「写真撮影」注文しました
私ってカレー食べながら、こんな表情していたんだあの美味しさが蘇ってくる!!
料理の写真を撮ることはあっても、自分が食べている時の写真ってあまりないですよね。
お店で過ごした楽しかった思い出も残る、とっても素敵なメニューです
注文していただいた方には、後でインスタのDMや公式LINEで写真を送ってくださいます!
今後は、お店を広げたり、もっともっと日常の楽しいこと、世の中の良いこと、善通寺市の良いところを発信していきたい。この1年は本当に「THE紆余曲折」でしたが無事に1周年を迎えられるのは、お客さんのおかげです!お客さんからアイデアをもらったり、モノマネで打ち解けて会話が弾んだり。全てがHAPPYの源!ありがとうございます!これからもよろしくお願いします
長谷川米穀店
住所:善通寺市上吉田町2-5-6
営業日:水曜、木曜、金曜、土曜
営業時間:11:30~15:00(ラストオーダー)
最新情報は 長谷川米穀店のインスタグラム をご覧ください。