今回の放送のオープニングトークは、その会場のキッチンカー前からお届け。藤井さん大絶賛の「とっとりウニポタージュ」を提供していたものも含め、イベントでは4つのキッチンカーが出店していました。
今回のフェスでは、「締める」、「干す」、「漬ける」、「燻す」という4つの調理方法に注目。これらは、近藤さんが「日本古来の調理法。なぜ塩漬けにするか、なぜ締めるかというと、やっぱり保存。それは自然と培ってきた調理方法」とおっしゃるように、古くから日本で行われてきた日持ちさせるための技とのこと。そこで、4つの調理法をひとつずつ深掘りしていきました。
まずは、締める。
これは、塩や砂糖で「味の凝縮をはかる」のだそう。それを体感してもらうために、藤井さんが締めた真鯛とサーモンの握りを試食しました。
近藤さんによると真鯛は「塩で締め、昆布の風味をつけている。若干の水分がとれることでうまみが凝縮する」とのこと。そのため、醤油は必要なく、そのままおいしく食べられるとおっしゃっていました。一方で、サーモンは鯛よりうまみ成分が強いため、昆布もいらないのだそう。
「塩だけでこんなにおいしいと思わなかった」と藤井さんも驚いていました。
このほかにも、「干す」、「漬ける」、「燻す」について近藤さんが解説してくださいました。さらに、和食がユネスコの世界無形文化遺産に登録された理由など、「食文化」について語り合っていますので、ぜひAuDeeなどのPodcastでお聴きください!
次回も「海のごちそう?フェスティバル2024」の会場で公開収録した内容をお届けする予定です。お楽しみに!
♪12/1のオンエアでお届けした楽曲♪
Camille, Michael Giacchino「Le Festin」
Winhill/Losehill「Human River」