12/5(木)にお迎えしたゲストは・・・?(その1)

14時台は、 ライティングデザイナー 佐々木楓子さんをお迎えしました。




12月5日(木曜日)のレコレール!

14時台は、ライティングデザイナー 佐々木楓子さんをお迎えしました


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佐々木さんは、多摩美術大学を卒業後、

2017年に「有限会社 内原智史デザイン事務所」に入社。
今年、チーフデザイナーに就任され、ライティングデザイナーとして、
東京・六本木の「けやき坂」や「66プラザ」「毛利庭園」のイルミネーションをご担当されています。

今日は、「イルミネーションの舞台裏」について、佐々木さんに教えて頂きました。

〇 ライティングデザイナーのお仕事について
   
六本木ヒルズの「66プラザ」では、
去年から、
「カラフルな光の花束」をイメージしたイルミネーションを行なっており、
カラフルなイルミネーションをただ並べるだけでは、ばらばらな印象となってしまうので、一体感を高める工夫として、
花束のイメージであるブーケを再現した「白色のイルミネーション」を全ての樹木に取り付けています。
今年は初めからカラフルなイルミネーションに「明るさを調整する調光の回路」を
細かく分けて設定しておき、カラフルなイルミネーションの明るさを、
樹木の下に行くほど段階的に落とすことで、白色がより見えるように工夫しました。
そんな感じで、調光を細かくしたことで、今年の「66プラザ」は、
白とカラフルなイルミネーションのグラデーション感が、より滑らかに進化しています。
 
また「拡散型」と「砲弾型」の電球を使い分けて使用しており、
拡散型は、やわらかく全体的に光が広がり、どの角度からでも光が見えやすい電球です。
砲弾型は、正面から見た時に、強く輝いて見えるのが特徴的な電球です。
この2種類の電球を組み合わせることで、他にはない特別なキラメキや奥行き感を生み出しています。
イルミネーションの工程として
①企画・デザイン → ②詳細検討と発注 → ③制作・施工 → ④最終調整 と、1年中作業をしています。
 
六本木ヒルズのけやき坂・66プラザ・毛利庭園イルミネーションは、
クリスマスまで点灯していますので、他とは異なる特別な輝きや色味を、是非みていただきたいと思います。
また、今年は「ARTBAY ILLUMINATION 2024」というプロジェクトに参加し、
冬の有明に、風力で明滅する風力発電のイルミネーションにも挑戦しています。
金曜日・土曜日にはキッチンカーなども並びますので、ぜひこの冬は様々な「光」を身近に感じてください!

radikoで期間限定で聴くことができるので、チェックしてみてくださいね✅
https://radiko.jp/share/?sid=INT&t=20241205140000

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