モデル・タレントの藤井サチと海に関するさまざまなプロジェクトを手掛ける海野光行がお送りする「OCEAN BLINDNESS ~私たちは海を知らない?~」。
海にまつわる様々な疑問を深掘り!海を感じ、海を知り、海と向き合う30分をお届けしています。
突然ですが、クイズです!Q:日本には灯台がいくつあるでしょう?
正解は、、、約3300基!
そう、実はこれだけ多くの数の灯台で船の安全は守られています。今回はそんな「灯台」がテーマ!11月3日(日)に開催された「海と灯台サミット2024」の模様とともに深堀していきました。
日本に灯台が数多くある理由は、海野さんによると3つあるそうで、「島国である日本は海岸線が非常に複雑で長いから」、「台風や霧、複雑な海流などが多いといった厳しい気象条件があったため灯台が増えていった」、「江戸時代、北前船などで国内海運が発達したから」とのこと。そして今は、海上交通の安全を守る道標として、船舶の自動識別装置「AIS」と連携したり、デジタル化された気象情報の提供を行ったりしていると教えてくださいました。
さらに、土地や人々の歴史のシンボルでもあるなど道標としての役割を超え、多様な可能性を秘めた存在として注目を集めています。そんな中、「海と灯台サミット2024」では、シンポジウム・トークショー・情報交換会の3部構成で、灯台関係者に加えて異業種・異分野の人たちが一堂に会して語り合うことにより、さらなる灯台利活用のムーブメント醸成を図ることを目的に行われました。
海野さんがナビゲーターを務めたトークショーでは、なんと直木賞作家4人が登壇。「銀河鉄道の父」で2018年に受賞された門井慶喜さん、「熱源」で2020年に受賞された川越宗一さん、「星落ちて、なお」で2021年に受賞された澤田瞳子さん、そしてこの番組にもゲストで来ていただいた「木挽町のあだ討ち」で2023年に直木賞を受賞された
永井紗耶子さんという豪華メンバーで語り合いました。
直木賞作家も含めた人気作家さん達に、日本各地の灯台を訪れてもらい、文学的な視点で綴った紀行集「灯台を読む」が文藝春秋から今年発売。その「灯台を読む」と「海と灯台サミット」のコラボレーションからトークショーが実現したそうですよ。
今回の放送では、門井さんと川越さんが灯台を取材された際の気づきや発見について語ってくださった部分をお届けしました。その模様はぜひ配信をお聴きください!
♪12/15のオンエアでお届けした楽曲♪
Charlie Puth「December 25th」
The Japanese House「Boyhood (ITEIAD Sessions)」