当時90歳の直木賞作家・佐藤愛子が、世の中への不満や戸惑いを
歯に衣着せぬ物言いで綴ったエッセイを映画化
90歳を過ぎ、作家生活を引退した佐藤愛子。
人付き合いも減り、家で新聞やテレビをぼーっと眺める鬱々とした毎日を過ごしていました。
そこに、大手出版社に勤める編集者の吉川が、エッセーの連載を依頼しに訪ねてきます。
最初は「書けない!書きたくない!」と何度も依頼を断りますが
吉川の熱意に負けて引き受けることに。
世の中への不満や怒りをぶちまけたエッセイは、仕事も家庭も崖っぷち状態の
吉川の心に深く響き、本が出版されると年齢性別問わず大ヒット!
彼女の人生は90歳にして大きく変わり始め、
吉川もまた新たな一歩を踏み出す決意をするのです。