クリスマスの、日本での過ごし方と言えば、
恋人とイルミネーションを見に行ったり、
家族でケーキを食べたり、友達みんなでチキンを食べたり。
そんなイメージは、実は日本のクリスマスの風景で、
世界のクリスマス事情は結構違うんです。
例えば、そもそも12月25日がクリスマスじゃない国もあります。
ユリウス暦を用いている教会は、1月7日にクリスマスに祝うんです。
これはなぜか?
ロシアのキリスト教などは、正教会という教派が主流です。
正教会では、宗教上の暦をユリウス暦ベースで行っています。
このユリウス暦での12月25日が、私たちが普段使うグレゴリオ暦では
1月7日になっています。
1月7日に祝うのは、具体的には、ウクライナ正教会の他、
エルサレム総主教庁、ロシア正教会、チェコ・スロバキア正教会などが、
1月7日に祝っています。
他にも、ウクライナでは、ユリウス暦のクリスマスである1月7日の他、
2017年以降はグレゴリオ暦の12月25日も、国の定める公式なクリスマス
として祝われています。