2025年、今年はキング・オブ・ブルース、B.B.キングが生誕100年
4月には日本武道館公演100回を越えるエリック・クラプトンが来日公演を行います。
再び注目を集めるアメリカン・ルーツ・ミュージック、
ブルースにスポットを当てる「Riding with The Blues」
この番組は、エリック・クラプトンをメンターとして、彼が取り上げたブルース・ナンバーを通じて、
アメリカのルーツ・ミュージック、ブルースを紹介していくプログラムです。
お相手はミノルクリス滝沢です。
「Riding With The Blues」第1回の放送は、この曲からスタート。
"Riding With The Blues" by B.B.King & Eric Clapton
番組タイトルは、この曲からインスパイアされています。
2000年リリースのアルバム「ライディング・ウィズ・ザ・キング」のオープニング・ナンバー
ブリティッシュ・ブルース・マン、エリック・クラプトンが運転するキャデラックのオープン
その後部座席にキング・オブ・ブルース、B.B.キングが
ルシールと呼ばれるギターとともにくつろいで乗っているという
なんともイカしたジャケットのアルバム「ライディング・ウィズ・ザ・キング」からもう1曲
"Three O'Clock Blues" by B.B.King & Eric Clapton
曲はこちらから
B.B.キングことライリー・B. キングは、1925年、ミシシッピー州生まれ、
1948年にテネシー州メンフィスに移り住み、黒人ラジオ局WDIAでDJを務めるようになります。
DJとしてのニックネームは、メンフィスの目抜き通りであるビール・ストリートをつけた「ビール・ストリート・ブルース・ボーイ」
この名前が「ブルース・ボーイ」になり、さらに短く「B.B.」となります。
1949年にデビュー、
1951年には「スリー・オクロック・ブルース」がヒット
1969年のシングル「ザ・スリル・イズ・ゴーン」で
第13回グラミー賞のベスト男性R&Bヴォーカル・パフォーマンスを受賞
1980年代からはライヴ・パフォーマンスに力を注ぐようになり、
1987年には「ロックの殿堂入り」を果たします。
また、1988年には、U2のアルバム「魂の叫び」に収められた
「ホエン・ラヴ・カムズ・トゥ・タウン」での共演が話題になりました。
B.B.キングは、2015年5月14日に89歳で他界、
2008年のアルバム「ワン・カインド・フェイヴァー」が
ラスト・アルバムになりました。