2025年、今年はキング・オブ・ブルース、B.B.キングが生誕100年
4月には日本武道館公演100回を越えるエリック・クラプトンが来日公演を行います。
再び注目を集めるアメリカン・ルーツ・ミュージック、
ブルースにスポットを当てる「Riding with The Blues」
この番組は、エリック・クラプトンをメンターとして、彼が取り上げたブルース・ナンバーを通じて、
アメリカのルーツ・ミュージック、ブルースを紹介していくプログラムです。
お相手はミノルクリス滝沢です。
「Riding With The Blues」第2回の放送は、この曲からスタート。
エリック・クラプトンが1960年代に在籍したスーパー・ロック・トリオ、クリーム。
1968年のサード・アルバム「クリームの素晴らしき世界」に収められた「クロスロード」。
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オリジナルは、エリック・クラプトンがリスペクトしてやまない
伝説のブルース・マン、ロバート・ジョンソン。
1911年ミシシッピー州ヘイゼルハースト生まれのロバート・ジョンソンは、
ミシシシッピー・デルタにあるロビンソンビルに移り住みます。
ハーモニカ奏者として知られたロバート・ジョンソンは、
ギターの腕を上げ、1932年からは全国各地を
アコースティック・ギターで弾き語り、
1936年と1937年にはレコーディングを行い、
29曲、59テイクを残しますが、
1938年8月16日、27歳でこの世を去っています。
クリームがスリリングなヴァージョンにリメイクした「クロスロード」
この曲のロバート・ジョンソンのオリジナル・ヴァージョンを聞きましょう「クロス・ロード・ブルース」
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ロバート・ジョンソンのギター演奏テクニックが、格段にうまくなったのが、1930年のこと。
それは、ミシシッピー州クラークスデールにある国道61号線と49号線が交わる十字路、クロスロードで、
ロバート・ジョンソンはブルースのテクニックをあげるため悪魔に魂を売り渡したから、
という「クロスロード伝説」があります。
では、ロバート・ジョンソンをもう1曲「ランブリン・オン・マイ・マインド」
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「Riding With The Blues」今回は、1966年
「ジョン・メイオール&ブルース・ブレイカーズ・フィーチャリング・エリック・クラプトン」のアルバムに収められた
エリック・クラプトンが初めてリード・ヴォーカルを披露した「ランブリン・オン・マイ・マインド」
この曲を聞きながらお別れです。
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