2025年、今年はキング・オブ・ブルース、B.B.キングが生誕100年
4月には日本武道館公演100回を越えるエリック・クラプトンが来日公演を行います。
再び注目を集めるアメリカン・ルーツ・ミュージック、
ブルースにスポットを当てる「Riding with The Blues」
この番組は、エリック・クラプトンをメンターとして、彼が取り上げたブルース・ナンバーを通じて、
アメリカのルーツ・ミュージック、ブルースを紹介していくプログラムです。
お相手はミノルクリス滝沢です。
「Riding With The Blues」第3回の放送は、この曲でスタート。
エリック・クラプトンが、ザ・ヤードバーズを脱退後に参加した、
ブリティッシュ・ブルースの父と呼ばれるジョン・メイオールのバンド、
ジョン・メイオール&ザ・ブルース・ブレイカーズ。
1966年のアルバム「ジョン・メイオール&ブルース・ブレイカーズ・ウィズ・エリック・クラプトン」に収録された
インストゥルメンタル・ブルース「ハイダウェイ」
曲はこちらから
この曲のオリジナルは、フレディ・キングです。
1934年、テキサス州ギルマー出身のフレディ・キングは、
B.B.キング、アルバート・キングとともにブルース・ギタリストの三大キングと呼ばれるひとりです。
テキサス州生まれのフレディ・キングは、1950年、ミドルティーンのときに
家族とともにイリノイ州シカゴに移り住んでいます。
セッション活動を経て、1956年にデビュー。
1961年にフレディ・キングの「ハイダウェイ」が、アメリカで29位にランクされるヒットを記録します。
インストゥルメンタル・ナンバーのレパートリーが多いフレディ・キングは
1975年、アルバム「ラージャー・ザン・ライフ」発表後
1976年12月28日に、心不全のためテキサス州ダラスで急死しました。
42歳でした。
ではフレディ・キングの曲を2曲お送りします。
1961年のヒット「ハイダウェイ」
曲はこちらから
そして1960年のシングル「ハヴ・ユー・エヴァー・ラヴド・ア・ウーマン」
曲はこちらから
今回は、2012年にはロックン・ロールの殿堂入りを果たした
フレディ・キングにフォーカスを当てました。
「RIDING WITH THE BLUES」
ラスト・ナンバーは、エリック・クラプトンが
デレク&ザ・ドミノス名義で発表した1970年の名盤「いとしのレイラ」に
収録された「ハヴ・ユー・エヴァー・ラヴド・ア・ウーマン 愛の経験」。
この曲を聞きながらお別れです。
お相手は、ミノルクリス滝沢でした。
曲はこちらから