Riding With The Blues vol.4 2025/1/25-26 OA

Riding With The Blues vol.4 2025/1/25-26 OA

2025年、今年はキング・オブ・ブルース、B.B.キングが生誕100年

4月には日本武道館公演100回を越えるエリック・クラプトンが来日公演を行います。

再び注目を集めるアメリカン・ルーツ・ミュージック、

ブルースにスポットを当てる「Riding with The Blues

この番組は、エリック・クラプトンをメンターとして、彼が取り上げたブルース・ナンバーを通じて、

アメリカのルーツ・ミュージック、ブルースを紹介していくプログラムです。

お相手はミノルクリス滝沢です。

「Riding With The Blues」第4回の放送は、この曲でスタート。

エリック・クラプトンが1966年に、ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカーと結成した

スーパー・ロック・トリオ、クリーム。

1968年のサード・アルバム「クリームの素晴らしき世界」に収められた

「ボーン・アンダー・ア・バッド・サイン 悪い星の下に」。

ヴォーカルは、ベーシストのジャック・ブルース。


曲はこちらから


この曲のオリジナルは、アルバート・キングです。

B.B.キング、フレディ・キングとともにブルース・ギタリストの三大キングと呼ばれるひとりです。

 

1923年生まれと三大ギタリストの中では最年長になるアルバート・ネルソンことアルバート・キング、

彼はミシシッピー州インディアノーラ出身で、1950年ごろから本格的に音楽活動をスタート。

ドラマーとしての活動を経て、B.B.キングにあやかってアルバート・キングと名乗るようになり、

ミズーリ州セントルイスで、デビュー。これが1959年のこと。

 

1966年には、サザン・ソウルの名門レーベル、スタックスと契約し、

ブッカー・T&ザ・MG'sがバックをつとめるファンキーなサウンドでヒットを放つようになります。

1975年、スタックス・レコード倒産後もマイペースに活動を続け、

1990年のゲイリー・ムーアのアルバム「スティル・ガット・ザ・ブルース」にも参加しました。

 

が、翌1991年にアルバム「レッド・ハウス」発表後

1992年12月21日、ロスアンゼルスでのライヴを終え、

メンフィスの自宅に戻ってきたところで、心臓発作のため、69歳の生涯を閉じました。

 

では、フライングVのギター、ルーシーを愛用した左利きのギタリスト、

アルバート・キングの曲を2曲お送りしましょう。

「ボーン・アンダー・ア・バッド・サイン」そして

「クロス・カットソー」。いずれも1967年のヒットです。

曲はこちらから


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今回は2013年にはロックン・ロールの殿堂入りを果たした

アルバート・キングにフォーカスを当てました。

 

RIDING WITH THE BLUES

ラスト・ナンバーは、エリック・クラプトンが1983年に発表したアルバム

「マネー・アンド・シガレッツ」に収められたアルバート・キングのカヴァー

「クロス・カットソー」。

この曲を聞きながらお別れです。

お相手は、ミノルクリス滝沢でした。


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