山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組
「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」
(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。1月21日(火)の放送では、シンガーソングライターの矢作萌夏(やはぎ・もえか)さんが登場。1月4日(土)に先行配信され、2月19日(水)にCDリリースされるシングル「水平線」のお話などを伺いました。
(左から)パーソナリティの山崎怜奈、矢作萌夏さん
◆「面接後にキャリーケースを持って…」
れなち:矢作さんは、もともとAKB48のメンバーとして2年ほど在籍し、(卒業後約3年間)活動を休んで、現在はシンガーソングライターとして活動されていますが、調べていてビックリしたのが、休んでいるあいだ新潟県の旅館に住み込みで働いていたんですよね!
矢作:そうなんです(笑)。
れなち:どんな経緯でそうなったのですか?
矢作:ほかのレーベルに所属していた時期もあったんですけど、なかなかデビューにつながらなくて。それで、レーベルを辞めて“どうしようか?”と考えたときに、自分を知らない人に評価してもらえる場所に行きたいなと思って、新潟県に行きました。
れなち:新潟県を選んだのは“親戚の方が住んでいる”みたいなルーツがあったからですか?
矢作:いえ、まったくなくて……(笑)。埼玉県出身で、まだ住んだことのないところに行きたくて。
れなち:どうやって仕事を探したのですか?
矢作:求人募集から住み込みで働ける場所を探して、面接後にキャリーケースを持って行きました。
れなち:でも、10代の頃からアイドルグループで活動していたら、バイトの経験もなかったんじゃないですか?
矢作:そうですね、初めてでした。
れなち:(仕事先では)気付かれなかったですか?
矢作:おじいちゃん、おばあちゃんしかいなかったのもあって気付かれませんでした(笑)。
れなち:(笑)。それから素性を隠して働いていたところ、新潟のスナックでせがまれて歌を歌ったら「尋常じゃなくうまいじゃないか!」って評判になったそうですね。
矢作:はい(笑)。でも、それが自信につながったところもあります。ちょうど歌に自信をなくしていた時期だったので。
れなち:そのときは何を歌ったのですか?
矢作:宇多田ヒカルさんの「First Love」です。デビューライブでも歌いました(笑)。
◆初のアニメ主題歌を書き下ろし!
れなち:矢作さんは、1月4日(土)に配信シングル「水平線」をリリースされました。アニメ「空色ユーティリティ」のエンディング主題歌に起用されていますが、この曲はアニメ主題歌としてオファーがあってから制作されたのですか?
矢作:プロデューサー経由でオファーを聞いて、それからアニメについて調べたり、作品のファンの方々の意見を読んで、自分のなかで想像を膨らませてから書きました。もちろん“主人公の気持ちを描きたい”という思いもありつつ、作品を大切にしているファンの方々の意見も活かしたかったので、その両方を汲み取りながら作りました。
れなち:“作品の世界観を汲み取る”というのはよく聞きますが、“ファンの声も聞こう”と思ったのはどうしてですか?
矢作:自分も趣味でアニメを観るんですけど“もっとこう書いてほしかったのに”って感じることが結構多かったので、できるだけファンの皆さんの意見を尊重したい、という気持ちからでした。
れなち:エンディングで自分の楽曲が流れてきたときはいかがでしたか?
矢作:いやもう……鳥肌でした(笑)。
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1月21日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年1月29日(水) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈