スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
1月26日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
私は医師としてしばらく働いたのち、現在は海外で大学院生として研究に携わっています。忙しさのなかにやりがいを感じていましたが、常にワーカホリックで、医師という責任の重圧と向き合ってきました。
医療業界は上下関係も厳しく、賢い人ばかりなので、同僚同士の競争心やマウントの取り合いなど、精神を保つのが難しいときもありました。そういった環境のなかでも必死にくらいついていましたが、いつもなぜか笑われたり馬鹿にされることも多く、職場での発言に引け目を感じることも多々ありました。そうして、徐々に他人の前で自分の意見をはっきり言うことが困難になっていきました。
現在、夢に向かって海外に来ましたが、職場ではっきりと自分の意見を言えないと通用しないことを、日々痛感しています。家族や友達には普通に話せますが、職場で(特に目上の人、教授などに対して)意見を言うことが、私にとってすごく難しいです。何かいいトレーニングやいい方法はありますか? アドバイスをいただけましたら幸いです。
<江原からのアドバイス>
医者は人のため、「医は仁術(じんじゅつ)なり」(※医は人命を救う博愛の道であることを意味する格言)と言いますよね。それってやはり、患者さんあってのことだと思うのです。研究職であったとしても、見えづらいけれども、その先には患者さんがいるわけですから、その方たちを見ればいいのです。あなたはなぜ、医師を目指したのでしょうか?
「医療業界は上下関係も厳しく、賢い人ばかり」とのことですが、私は、あなたも“賢い人”と思いこんでいるのだろうと感じました。何故かと言いますと、私は医療業界の方たちとよく接しますが、“頭利口の心馬鹿”の方をけっこう見るんです。もちろん、全員が全員というわけではないですからね。立派な先生もいらっしゃいますが、そういった方はみんな、患者さんを見ています。つまり、見ているところが違うのです。
一見、患者さんを見ているようで、実は自分を見ている人がけっこういます。いわゆる、自分が好きな人ですね。頭は良いのかもしれないけども、私は心馬鹿だな、気の毒だなと思っています。あなたとは、こうしてこの番組とご縁があったので、“心が利口な人”であってほしいのです。
人を見て、「何のために医師になったのか」「何のために研究をしているのか」といったところをモチベーションにすれば、そんな人たちのことは目に入らなくなります。そして、その人たちと一生関わって生きていくわけではありません。トレーニングして乗り越えることではないので、あなたの心を正してほしいと思います。
江原啓之、奥迫協子
●江原啓之 今夜の格言
「良い波に乗りなさい。人生の波乗りを楽しんでください」
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1月26日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2月3日(月)AM 4:59まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子