パーソナリティをつとめるクリエイティブ・ディレクターの鈴木曜さんが、
様々な分野で活躍している方をゲストにお迎えし、
自分と向き合い、心を"整える"ことそのヒントを探していきます!
第127回ゲストは、落語家・春風亭柳雀さん
。
日本人として二人目となる
一般企業でサラリーマンをして、37歳で落語家に転身し、現在活躍中の柳雀さん。
修業時代のお話や、サラリーマン時代のお話、そして、心と体の整え方をお聞きします。
Q:経歴を見ると37歳で落語家の道を決断されましたが、どんな経緯で?
A:課長試験くらいまで昇級試験を受けていったが、管理職は転勤必須だったので人生が決まってしまうと思って落語家に転身した。
Q:修業も大変だったのでは?
A:寄席で師匠方のお世話をするのが前座の役割で高座前の師匠を機嫌よく上がって頂くためのお世話をする。
着物を着せる畳むことを習わなければならないし、出囃子の太鼓は前座の役割だし、高座返しや曲芸の大道具を運んだりするので
高齢の前座は体が大変だが、そういうのが出来ないと落語を教えてもらえない。
着物・太鼓などが出来るようになったら落語を一席教えてもらって初高座となる。
目の前の師匠方を喜ばせることが出来ない人が、見ず知らずの人を喜ばせる芸を出来るわけがない!
ほかにも、師匠にお茶を出したりすることで、顔を覚えてもらって仕事を振って貰ったりする。
Q:最近は若くして落語家を目指す人が多い?
A:いま、真打の手前「二つ目」が非常に多い、高校卒業して入ったという人もいる。
落語の場合は、伝統芸能でありながら大衆芸能としても残っている。
景気が良いと人は会社に入ってしまうので、景気の良かったバブル期は人がいなかった。
<落語家・春風亭柳雀さんの整いソング>
トラブルド・タイムス / Fountains Of Wayne
フェスが大好きで、フジロックフェスによく行っていて、
ドラムが投げたドラムスティックを受け取った思い出がある。
Q:整ったり、自分と向き合う時間は?
A:だいたい落語の稽古をするときは自問自答する事が多い、独演会などが終わった時に自宅に帰ると整う、
温泉の旅館で一席を設ける事があり、そこで仕事を終えて温泉に入ってから一杯呑むと整う。
あと師匠と地元の焼きとん屋さんでカシラで一杯やるのも整いの一つ
Q:今後やってみたい事や予定は?
A:独演会が毎年数回あるのでネタ卸しを楽しんだり、柳雀落語をお楽しみください。
2月16日~20日、@池袋演芸場で、トリを務めるので足を運んでみて下さい。
※その他の活動など詳しくは春風亭柳雀さんのHPなどをチェックして下さい
【鈴木曜の放送後記】
非常に楽しい回でした、修業が大変というのは聞いていたけど意味があるのだなとよく分かった。
トーク模様は、radikoタイムフリーやAuDee、
ポッドキャストで聴く事が出来ます。
そして、番組では、あなたの「整う曲」へのリクエストや
「自分と向き合う」と聞いて思うことなど、メッセージを募集しています。
採用させて頂いた方には、
グルーミングブランド「AUGER」の
オリジナルキャップ(非売品)、コンパクトミラー(非売品)
人気のシステムカミソリのいずれかをプレゼントします。
どちらが希望かもお書き添えの上、番組HPのメッセージフォームから、送って下さい。

<グルーミングブランドAUGER HP>
https://www.kai-group.com/products/kamisori/product/auger/index.html