パーソナリティをつとめるクリエイティブ・ディレクターの鈴木曜さんが、
様々な分野で活躍している方をゲストにお迎えし、
自分と向き合い、心を"整える"ことそのヒントを探していきます!
第134回ゲストは、 ジャズピアニスト・山中千尋さん
NYを拠点に国内外で公演を行い、
ジャズピアニストとして活躍し続ける山中さん。
アルバム「Carry On」のお話や、現在の活動の話
そして、心と体の整え方をお聞きします。
Q:JAZZとの出会いは?
A:一番最初は父がクラシックが好きでその中に現代音楽やJAZZのアルバムがあって、
クラシックには無いエネルギーと透明感があって高校生になってからガッツリ聴くようになった。
レコードが安くてい入りやすい時で、ジャケ買いもしていた。
Q:バークリー音楽大学を首席で卒業という事ですが、どんな学生時代を?
A:クラシックの学校を卒業したが全然アドリブは出来なくて、耳コピは出来る。
耳コピして演奏するようなスタイルはあまりいなくて先生方が色々な機会をくれた。
最初の一年はアドリブが出来ないから何もしていなかったが、とにかく大変だった。
大学の最後にコンペで優勝して、そのご褒美でワールドツアーをしますがその最後の日に演奏して、
バディ・リッチというドラムの巨匠のマネージャーから「ビッグ・バンドで弾いてみないか?」と言われ
そこから仕事をいただいたりした。
Q:NYはJAZZでもありますが、良い事や大変さは?
A:いまは十代の上手い子が色々なバックグラウンドを持っていて一つの楽器ではなくマルチプレーヤーな子がいて刺激を受けている
自分を常にアップデートしていかないと「心が狭い」という風に勘違いされてしまうので、好き嫌いが言えないのが大変。
オープンであることは良い事ではあるけど、けれど古いものがダメという価値観がNYにはあると思うからそこはキツい。
Q:アルバム「Carry On」についてご紹介を
A:昨年100周年を迎えた「バド・パウエル」と「ヘンリー・マンシーニ」この二人はJAZZの歴史、映画音楽の歴史を作ってきた二人で
自由な表現がJAZZや映画には必要で、その自由でポジティブな表現を「Carry On=続けていく」というタイトルのアルバムにした。
続けていく・前に踏み出すということで歩きながら聴いてほしい。
<ジャズピアニスト・山中千尋さんの整いソング>
Duet Suite / Chick Corea,Gary Burton
ピアノとビブラフォンはすごく似ているけどお互いの長所を豊かにする。
宇宙に行ったような気持ちになってリセットされる。
Q:整ったり、自分と向き合う時間は?
A:朝ノートを広げてペンでグワっと思い浮かんだことを書いて、頭の回転を落としている。
そしてピアノを何でもいいから弾いて、体・頭・気持ちがチューニングされる。
Q:身だしなみで気をつけていることは?
A:周りの風景の邪魔にならないように、景色の一部になるように身だしなみは気をつけている。
元気でいきいきしている感じを出来るようにしている。
Q:これから挑戦してみたい事や、今後やっていきたい事は?
A:3月29日(土)、30日(日)デビュー20周年記念SPライブ@ブルーノート東京
5月5日(月)ラ・フォル・ジュルネTOKYO@東京国際フォーラム ホールAで東京フィルハーモニー交響楽団と演奏します。
※その他の活動など詳しくは山中千尋さんのHPなどをチェックして下さい
【鈴木曜の放送後記】
デビューのころから聴いていた方で、お会いできて光栄でした。
ぜひ今後の活動もチェックして下さい。
トーク模様は、radikoタイムフリーやAuDee、
ポッドキャストで聴く事が出来ます。
そして、番組では、あなたの「整う曲」へのリクエストや
「自分と向き合う」と聞いて思うことなど、メッセージを募集しています。
採用させて頂いた方には、
グルーミングブランド「AUGER」の
オリジナルキャップ(非売品)、コンパクトミラー(非売品)
人気のシステムカミソリのいずれかをプレゼントします。
どちらが希望かもお書き添えの上、番組HPのメッセージフォームから、送って下さい。

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