パーソナリティをつとめるクリエイティブ・ディレクターの鈴木曜さんが、
様々な分野で活躍している方をゲストにお迎えし、
自分と向き合い、心を"整える"ことそのヒントを探していきます!
第136回ゲストは、デザイナー・小髙真理さん
ファッションブランド『ODAKHA』のデザイナーを務める小髙さん
日本が誇るニットを世界へ!これまでのキャリア、ブランドへの想い
そして、心と体の整え方をお聞きします。
Q:『ODAKHA』というブランドについてご紹介をお願いします?
A:「Toughness and Softness」をコンセプトにデイリーウェアを提案している。
ニットは柔らかいイメージがあるが、柔らかさだけではなく糸によって張りが出たりして、
そこを人間像にも当てはめている。
Q:きょうの服もニットでどうやって作るんですか?


A:ハイゲージというニットのジャケットで、5色の素材が違う糸を使っている。
編むところと編まない所があって、絵を描くように作っている。
Q:製作する時のこだわりは?
A:基本的には「この素材で、こういうものが出来たら面白い」というところから始まるが
このジャケットは日本の怪談話の本の表紙から服に落とし込んでいる。
Q:自分のインプットのためにやっていることは?
A:建築を見るのが好きで、現代アートの美術館で建築が素晴らしい所があるので、そこで建築を見たり出会ったアートたちからリンクしていく事がある。
最近はパリのカルティエ現代美術財団の建築を始めて見に行ったがすごい素敵だった。
Q:2021年に東京ファッションアワードを受章されていて、パリでも展示会をされたそうですが現地の反応は?
A:色々な国からバイヤーさんが訪れるが、色々な目線や視点を頂けるから自分でも新しい発見につながる。
一番最初は不安だった、その時イタリアのバイヤーさんが気に入ってくれた。
日本は職人技が緻密でユーモアがあると思われている。
普通ではしないことをしている、自分たちは思っていなかったが向こうに行ったらそう言われることが多かった。
<デザイナー・小髙真理さんの整いソング>
ロビンソン / スピッツ
ロビンソンはノスタルジーを感じさせてくれる。
イントロが聴こえた瞬間にフッと懐かしい場所に戻るというか心が整うというか原点に戻れる。
Q:整ったり、自分と向き合う時間は?
A:定期的にコレクション作っているが、そのコレクションを考えている時が自分を向き合う時間になっている。
大変な時期もあって「大変だな」と思いつつも恐怖と楽しみが混ざっている。
定期的に友達と会うのは自分の癒しになっている。
Q:身だしなみで気をつけていることは?
A:身だしなみは難しいけど相手がある事と考えていて『コミュニケーションの間』という概念がある。
Q:これから挑戦してみたい事や、今後やっていきたい事は?
A:次の秋・冬コレクションは大宮エリーさんとコラボさせてもらったので、ぜひ見て下さい
※その他の活動など詳しくはODAKHAのHPなどをチェックして下さい
【鈴木曜の放送後記】
ニットに対する考え方が変わった。
素材に特化したテクスチャーにすごいこだわりを感じる特化型のブランドだと思った。
「身だしなみがコミュニケーションの間」という言葉が印象的だった。
トーク模様は、radikoタイムフリーやAuDee、
ポッドキャストで聴く事が出来ます。
そして、番組では、あなたの「整う曲」へのリクエストや
「自分と向き合う」と聞いて思うことなど、メッセージを募集しています。
採用させて頂いた方には、
グルーミングブランド「AUGER」の
オリジナルキャップ(非売品)、コンパクトミラー(非売品)
人気のシステムカミソリのいずれかをプレゼントします。
どちらが希望かもお書き添えの上、番組HPのメッセージフォームから、送って下さい。

<グルーミングブランドAUGER HP>
https://www.kai-group.com/products/kamisori/product/auger/index.html