2月13日から23日の日程で、飛鳥Ⅱの船上コンサートに行ってきました。

飛鳥Ⅱでの船上コンサートは、2019年以来2回目

前回は古筝奏者のウーファンさんのお誘いでした。

これまで船上でのコンサートは日本丸、パシフィックヴィーナスなど、

何度か行なっていましたが、飛鳥Ⅱでのコンサートは、2019年が初めてでした。

ウーファンさんと二人でのメインコンサートが1日、

ソロでのメインコンサートが1日（正式には1日 2ステージ）、

アルバム「ピアノスイッチ」のリリースツアー中ということもあり、

乗船期間は4泊で5ステージという強行スケジュール。

スタッフからも飛鳥の最短記録ですと言われましたが、

おかげさまでステージはお客さまらも乗組員からも大好評で、

翌年もお声がけいただきました。

せっかくのお誘いだったのですが、コロナで中止に。

コロナが収束すると真っ先にお声がけ頂いたのですが、

なかなかまとまったスケジュールが確保できず見送り。

で、今年ようやく実現しました。

今回乗船したのは「2025年オセアニアグランドクルーズ」で、

横浜、神戸を出港し、サイパン、オーストラリア、ニュージーランド、グラムを寄港する

40日の旅。

その中で私は、ニュージーランドから乗船しグアムで下船する10泊とゆったり。

メインのコンサート2日、ラウンジ演奏1日、トークショー1日と行いました。

2月12日に、成田からニュージーランド航空で11時間のフライト。

翌日の2月13日には、オークランド港に停泊中の飛鳥Ⅱに直行。

手続きを済ませてからオークランドを観光。

フィッシュアンドチップスとワインを堪能して飛鳥Ⅱに戻りました。

 
2月14日、最初で最後となる寄港地、ベイオブアイランドにて1日観光。

街を散策したりショッピングを楽しみました。

ベイオブアイランド観光を楽しみ、飛鳥Ⅱにもどるとグアムに向けて出航。

9日間にも及ぶ終日航海の旅がスタートしました。

2月13日にオークランド港に停泊中の飛鳥Ⅱにゲスト乗船。
2月14日、最初で最後となる寄港地、ベイオブアイランドにて1日観光をして、
2月15日には、コンサートの当日を迎えます。

午前中にピアノの位置決め、昼からリハーサル。

コンサートに向けての準備は、普段のコンサートと流れは一緒。

乗客800人に対しホールのキャパは400人。

コンサートを見てから食事するグループと、

食事をしてからコンサートを楽しむグループに分けて2ステージを行いました。

2月17日は、ラウンジ演奏の日。

通常は、食後のお酒やお茶を楽しむ方々へのBGM的に、

30分くらいサービス演奏するんですが、何か面白いことをとオールリクエストを提案。

前例のない企画にスタッフも戸惑いながら是非やってみようということで、

印刷したリクストシートをメインコンサートの終演後に配布していただきました。

すると通常の3倍近いお客様が駆けつけ、完全にラウンジのキャパオーバーとなり、

飛鳥Ⅱの中にある椅子をかき集めることに……。

スタッフ曰く、メインショーが好評だったこととリクエストの相乗効果で、

ラウンジ演奏としては飛鳥Ⅱ始まって以来、最高の大盛況だったそうです。

 2月18日は、同乗されていたボサノヴァ歌手の小野リサさんのコンサートを鑑賞。

その後、バーでトークショーです。

クルー2人とお酒を飲みながらのぶっつけ本番トークで盛り上がりました。

2月19日に、2回目のメインコンサート。

2月21日には、プールデッキでディナーパーティーが行われました。

スタッフが軽快に進行する中、お客様がウクレレを演奏したり艦長が踊ったり、

ファイヤーダンスのワールドチャンピョンによるショーが繰り広がれました。

2月23日に、グラムで下船し9日ぶりの陸地。

そのまま小野リサさんと一緒に空港に直行し、

成田行きのユナイテッド航空で4時間のフライトの後、無事帰国しました。

飛鳥Ⅱの船内には、レストラン・バーやスポーツ・リラクゼーションなどの施設に、

エンターテイメント・カルチャーといった船旅を楽しむための様々なリクリエーションも

用意されています。

食事は、基本メイン食堂で頂いた後、

最上階にあるバイキングまで移動しもう1食頂く。

ちなみに飛鳥はクルーズ中に同じ料理が2回出ないそうです。

日本では最強寒波が訪れる中、25～30度と快適な日々。

毎朝、1周450メートルのデッキでジョギングなど健康管理もできました。

さらには、赤道を船で通過するというレアな体験も。

船旅の良さは、インナーマッスルが、知らず知らずのうちに鍛えられているのか、

食べまくったが体重は増えていなかったこと。（私だけかも……）

朝起きたらベストシーズンの観光地。（寝ている間に移動しているから無駄がない）

客室のドアがまるで「どこでもドア」みたい。

荷物の心配がないのも嬉しい。

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