山崎怜奈（れなち）がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。（ダレハナ）」（毎週月曜～木曜13:00～14:55）。4月14日（月）～17日（木）の4日間は、さまざまな番組のパーソナリティが登場する“ラジオフレンズWEEK！”。4月15日（火）の放送は、声優の佐倉綾音（さくら・あやね）さんが登場！ 4月から始まった佐倉さんがパーソナリティをつとめるラジオ番組について伺いました。

（左から）パーソナリティの山崎怜奈、佐倉綾音さん

◆れなち＆佐倉綾音の“共通点”

れなち：この春からTBSラジオで新番組「佐倉綾音 論理×ロンリー」が始まりましたが、1時間番組の生放送を担当されるのって珍しいですよね？

佐倉：初めてなんですよ、今まで（担当したラジオ番組は）収録だったので。何でこんなことになったのかよく分からないんですけど（苦笑）。

れなち：佐倉さんと私の共通点がありまして、「安住紳一郎の日曜天国」（TBSラジオ）のヘビーリスナーであると。

佐倉：先ほど伺ってビックリしました！

れなち：しかも、去年の10月に安住さんがお休みした回で佐倉さんがピンチヒッターをつとめられたんですよね？

佐倉：そうなんですよ。

れなち：今思えば、あれが（新番組への）布石になっていたのではないかと個人的に思っているのですが？

佐倉：スタッフさんが半分ぐらい一緒なので“そうだったのかな”というのはありますよね（笑）。

れなち：（番組を聴いていると）佐倉さんのよどみない話のテンポと、小ネタとして入ってくるフレーズの強さに、ちょっと“安住イズム”を感じました。

佐倉：恥ずかしい（笑）。今までやってきたラジオ番組は基本的に2人でやることが多くて、そのときは、やっぱり相手のテンポに合わせていくので自分の思い通りに全然ならなくて。でも、それが2人ラジオ（の醍醐味）というか、楽しいところだと思うんですけど。

一方で、1人しゃべりとなると、お手本にするものが「日天（安住紳一郎の日曜天国）」になってしまうんですよ。そうすると、安住さんはアナウンサーさんでいらっしゃるから“台本の見えるトーク”みたいなところがちょっと特徴的だなと思っていて、1人しゃべりでは“頭のなかで組み立てながらしゃべる”ということをやってみようと。それを意識して、ほぼ台本にないことをずっとしゃべっています（笑）。

れなち：ラジオオタクですね～！

佐倉：いやいや、山崎さんに言われたくないです（笑）。

◆れなち×佐倉綾音が語る“ラジオの魅力”

れなち：ほかの番組はインタビューでも「学生時代からラジオが好きだった」という話をされているじゃないですか？

佐倉：はい。

れなち：実際にラジオをやられていて“ここが難しい”みたいなところはありますか？

佐倉：難しいことしかないです。例えば、「本日はお日柄も良く…」みたいなトークは自分じゃなくてもできるから、“自分にしかできないトークを”と思って（言葉を）つむぎたいのに、結局言うに事欠いて「今日もいい天気ですね……」と言ってしまうのが1人ラジオの怖さだなと思ったりします。

れなち：（「佐倉綾音 論理×ロンリー」の）放送時間が夜ですから、言いたいことを言える時間帯じゃないですか。

佐倉：だから、（山崎さんは）すごいですよね。お日さまが照っているなかで生放送をやっていらっしゃって。

れなち：照ってる（笑）。

佐倉：健康になっちゃいますね（笑）。

れなち：ちなみに、今回のメールテーマは“牛丼”で、お昼の番組だからこんなテーマだと思うのですが牛丼は食べますか？

佐倉：あまり食べないんですけど、この前、数年ぶりに食べました！

れなち：お!? どういうタイミングだったのですか？

佐倉：家族が買ってきたんですよ。“久しぶりの牛丼だ！”と思ってはしゃいでいたら、猫に足元をとられて床に全部ぶちまけちゃって……（苦笑）。

れなち：ハハハ（笑）！ こういう話もラジオがあれば笑い話にできるからいいですよね！

佐倉：本当にそうなんですよ！

れなち：学生時代の“陰キャ上等！”みたいなこともネタとして笑って話せるじゃないですか。

佐倉：不登校時代の話とかね（笑）。今思えば本当に「不登校で良かった！」って思っていますから。当時は本当に最悪な毎日でしたけど、今となっては「ありがとう、不登校の頃の私！」と。

れなち：（笑える話の）宝の山だと。

佐倉：宝の山！ トークもりもり（笑）。　

＜番組概要＞
番組名：山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時：毎週月～木曜 13:00～14:55
パーソナリティ：山崎怜奈