『陽のあたる教室』

今日ご紹介する映画は・・・

音楽教師になった男が、やる気のない生徒たちに音楽の素晴らしさを伝えようと

日々奮闘する姿を描いたヒューマンドラマ
監督:スティーヴン・ヘレク
出演:リチャード・ドレイファス、グレン・ヘドリー、ジェイ・トーマス
<ストーリー>

作曲家を目指すホランドは、収入を得るため軽い気持ちで高校の音楽教師になります。

しかし教壇に立ってみると、生徒たちは授業に全く関心がなくやる気もありません。

初日から頭を悩ませるホランドですが、なんとか音楽に興味を持ってもらおうと

生徒に寄り添いながら指導を重ねていきます。すると生徒たちは心を開きはじめ

彼も少しずつ音楽教師としての使命に目覚めていくのです。

同じ頃、ホランドに息子が生まれますが、生まれつき耳が聞こえません。

子供にも音楽を伝えたかったホランドはとても落ち込みます。

ある時、成長した息子は「生徒には音楽を教えるのに自分には教えてくれない」と

辛い気持ちを父に訴えます。この言葉にショックを受けたホランドは、ろうあ者のための

コンサートを企画。手話や光を取り入れ音楽を伝えたのです。

音楽教師としてのやりがいを感じていた矢先、教育予算の削減で芸術の授業が廃止されることに・・・。
ホランドは教師を退職しなければならなくなったのです。