パーソナリティをつとめるクリエイティブ・ディレクターの鈴木曜さんが、様々な分野で活躍している方をゲストにお迎えし、自分と向き合い、心を"整える"ことそのヒントを探していきます!第139回ゲストは、葉っぱ切り絵アーティスト・リトさん
独学で“葉っぱ切り絵”の制作をスタートして、国内外で注目を集めて、
先日、「第3回やなせたかし文化賞」を受賞されたばかりのリトさん
作品の魅力や、製作のこだわり、
そして、心と体の整え方をお聞きします。
Q:作品集も拝見させて頂きましたが、どうやって作っているんですか?
A:葉っぱにペンで絵を描いてデザインナイフ1本で作っている

この作品は4~5時間、長くても8時間、短いと2時間で出来上がる。
早く終わらせたい気持ちが強くなって作業を翌日に持ち越せない。

毎月バースデー作品を作っていて上の画像は4月生まれのかたにおめでとうという思いを込めている
アイビーの葉っぱを使っている。
Q:どうしてこれを始めようと思ったんですか?
A:もともと切り絵作家でも無くてアートは美術館に行ってみる程度だった。
最初は寿司職人で、そこから工場で働いたり和菓子を売ったりしていたが上手くいかなかった。
3社目でADHDがあると分かり、会社を辞めて次を考えていた時にADHDの人には過集中するという特性知り
その特性を生かして細かい絵を描いてみたら反響が良く、ボールペンで描いた絵や粘土に絵付けをしてみたり
様々な事を経て切り絵にたどり着いたが紙の切り絵だけだと仕事にするのは難しいと考えていた時、葉っぱ切り絵を知り
ほぼ独学で初めて、今に至る。
Q:題材やタイトル、それに付随する文章もご自分で書かれている?
A:いきなり物語から考えるのではなく、まずは作るテーマだけ決める、例えば「4月の誕生日作品」や「お花見」とか「桜」など
テーマを一つ決めて作り始める、そしたら作った作品を撮って写真を見て連想するワードを並べていって、しっくりきたものをタイトルにする。
Q:万博でもなにかやっている?
A:住友館とコラボして万博用に4個作った。
葉っぱの中のキャラクターたちがアニメーションで動くという演出をしてもらった。
<葉っぱ切り絵アーティスト・リトさんの整いソング>
果てのない道 / 19
中学の時に初めて聞いたJ-POPだった。
親にMDプレーヤーを買ってもらって最初に入れた!
聴くと中学の頃を思い出して心がいったん落ち着く。
Q:整ったり、自分と向き合う時間は?
A:一人になる時が落ち着く。
一人で部屋にいたり、一人で外を歩いている時に気持ちがフラットになる。
「一日2万歩」を自分に課していて、家の周りや近くの公園が整う場所。
Q:身だしなみで気をつけていることは?
A:普段は全然気にしないけど、メディアに出させて頂くときはチェックの服にハット姿にしていて、
自分個人から葉っぱ切り絵アーティスト・リト変わるための身だしなみ。
Q:これからやってみたい事などを教えて下さい?
A:『リト@葉っぱ切り絵展~in 横浜みなとみらい』が開催中!
MM21グランモール公園1Fクロス・パティオにて8月31日までです。
※その他の活動など詳しくはリトさんの公式HPなどをチェックして下さい
【鈴木曜の放送後記】
作品は感動するのでぜひ実物を見てほしい!
一気に仕上げるという所に驚いた、ADHDは障害ではなく特性というか個性に思う。
こうやって素晴らしい作品を送り出しているということが色んな人の心を整えているんだなと改めて思った。
トーク模様は、radikoタイムフリーやAuDee、
ポッドキャストで聴く事が出来ます。
そして、番組では、あなたの「整う曲」へのリクエストや
「自分と向き合う」と聞いて思うことなど、メッセージを募集しています。
採用させて頂いた方には、
グルーミングブランド「AUGER」の
オリジナルキャップ(非売品)、コンパクトミラー(非売品)
人気のシステムカミソリのいずれかをプレゼントします。
どちらが希望かもお書き添えの上、番組HPのメッセージフォームから、送って下さい。

<グルーミングブランドAUGER HP>
https://www.kai-group.com/products/kamisori/product/auger/index.html