今週は、新日本プロレスリング株式会社 代表取締役社長の棚橋弘至(たなはし・ひろし)さんをお迎えしています。
今回は、新日本プロレスの成り立ちについて伺いました。
「100年に一人の逸材」というキャッチコピーでお馴染みの人気プロレスラー、棚橋さんは、2023年12月に新日本プロレスリングの代表取締役に就任されています。
その新日本プロレスは今年創業53年。元々は力道山さんが立ち上げた「日本プロレス」と言う団体で頭角を表したアントニオ猪木さんが立ち上げられた団体で、ほぼ時を同じくしてジャイアント馬場さんが対上げられた全日本プロレスと同様、日本で一番古いプロレス団体です。
二つの団体に分かれた一番の理由は、猪木さんと馬場さんのプロレス感の違いだったそうです。猪木さんのプロレスは格闘技としての最高峰を目指す[過激なプロレス]だったのに対し、馬場さんはプロレスというスタイルの王道を突き詰めるというものだったと言います。
現在はプロレス団体の数も増え、観客も男性だけでなく女性や家族連れなど、ずいぶんとファンの裾野が広がっています。
「僕の父親がアントニオ猪木さんのファンだったため、猪木さんの本名『猪木完至』から一字をとって『弘至』と名付けられたのですが、本当にプロレスラーになってしまいました」と語る棚橋さんのお話を、是非お聴きください。
今週のゲスト
棚橋弘至(たなはし・ひろし)さん
大学時代からレスリングを始め、98年2月に新日本プロレスの入門テストに合格。99年に立命館大学を卒業し、新日本へ入門。10月10日、デビューを果たす。
主なタイトル優勝歴は、IWGPヘビー級王座、IWGPインターコンチネンタル王座、NJPW WORLD認定TV王座、IWGPタッグ王座、NEVER 無差別級王座、IWGP USヘビー級王座、NEVER無差別級6人タッグ王座、G1 CLIMAX 17、G1 CLIMAX 25、G1 CLIMAX 28優勝、NEW JAPAN CUP 2005優勝、NEW JAPAN CUP 2008優勝、IWGP・U-30無差別級王座、GHCタッグ王座 など。
2023年12月23日に新日本プロレスの代表取締役社長に就任。アントニオ猪木氏、坂口征二氏、藤波辰爾氏に続く史上4人目の“選手兼社長”となった。
2026年1月4日東京ドーム大会でレスラーを引退することを発表。
2025年1月4日『WRESTLE KINGDOM 19 in東京ドーム』より、『棚橋弘至ファイナルロード』がスタートしている。
■A Gene of Music
このコーナーでは、音楽に精通した方にゲストのお話からイメージする4つの楽曲をセレクトしていただき、4週にわたって番組内で放送しています。
今週の選曲者
國枝康雄 さん
株式会社イン・ダ・グルーヴ 代表
ポニーキャニオン、エイベックスにて営業、宣伝、制作、編成、海外駐在などレコード会社全般に関わる仕事を手がける。
エイベックス退社後独立しミュージックカンパニー「イン・ダ・グルーヴ」を設立。
音楽プロデューサーとして「音楽を通じて社会貢献」を理念に活躍。
2023年まで尚美ミュージックカレッジで講師を勤め、音楽ビジネス概論をレクチャー。
現在、尚美での教え子ミュージシャン達の集う「Buddy Blow」というプロジェクトを起ち上げプロデュースしている。
今回のゲスト企業から連想するテーマ
<選曲テーマ>
今年は昭和100年という節目の年です。昭和を振り返る番組が多く放映される中で、街頭テレビの前に人々が集まり、プロレスに熱狂する姿は、当時の象徴的な風景としてたびたび紹介されます。そんな時代から人々の心を熱くし続けてきたエンターテインメントのひとつがプロレスであり、その代表格が新日本プロレスです。今回は、棚橋選手をはじめとするプロレスに関連し、人々の心を揺さぶり、熱狂させたという視点から選曲を行いました。
國枝康雄さんが選ぶ今週の1曲
INOKI BOM-BA-YE FINAL MIX/1,2,3,DA!(1994)
日本を代表するプロレス団体の一つである新日本プロレス。その創設者は、“燃える闘魂”として知られるアントニオ猪木さんです。猪木さんは異種格闘技戦や数々の名勝負を通じて、日本中に大きな感動と興奮をもたらしました。そんな猪木さんを象徴する楽曲といえば、誰もが思い浮かべるのがこの一曲です。さまざまなバージョンが存在する中で、今回は、私が音楽業界でのキャリアをスタートさせたポニーキャニオンからリリースされたバージョンを選曲いたしました。
「元気があればなんでもできる!1、2、3、ダァー!」
このフレーズとともに、多くの人々に元気と勇気を与えてきた名曲です。
■放送局、放送時間情報
ショートver.(5分番組)
FM青森 毎週土曜 19:55 / FM秋田 毎週土曜 19:55 / FM 山形 毎週土曜 28:55 / FM福井 毎週土曜 19:55 / FM三重 毎週土曜 17:55 / e-radio(FM滋賀) 毎週土曜19:55 / FM山陰 毎週土曜 19:55 / FM山口 毎週土曜 19:55 / FM岡山 毎週土曜 19:55 /
FM香川 毎週土曜 26:55 / FM徳島 毎週土曜 19:55 / FM大分 毎週日曜 9:55 / FM宮崎 毎週日曜 15:55 / FM Okinawa 毎週土曜 19:55
ロングver.(15分番組)
FM岩手 毎週金曜 8:45 / FM仙台 毎週日曜 9:15 / InterFM 毎週火曜 18:40 / FM佐賀 毎週土曜日 19:30・[再放送]日曜 9:00 /
FMK(FM熊本) 毎週日曜 9:30 / FM長崎 毎週日曜 9:30
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