安来節保存会東海支部の支部長であり、東海島根県人会事務局次長でもある中村瑞子先生が、このたび安来節唄準名人に昇格されました。これを祝し、桂会長が発起人となって、4月6日(日)、金山のサイプレスガーデンホテルにて祝賀会が盛大に開催されました。当日は約80名が出席し、島根県人会からは桂会長をはじめ7名が参加。桂会長、日高相談役、奥野副会長から祝辞が贈られました。
続いて、中村先生が見事な準名人の演技を披露され、お祝いのくす玉が割られると、会場は一気に祝賀ムードの最高潮に達しました。その後、中村先生より、これまで支えてくださった皆様への感謝の言葉が述べられ、祝賀会の第一部は感動のうちに締めくくられました。
安来節を披露する中村先生
続く第二部「お祝いの宴」は、安来節保存会の湯銭事務局長による乾杯の発声で幕を開けました。津軽三味線や手踊り、安来節の歌や踊り、銭太鼓など、多彩な演目が次々に披露され、参加者の目と耳を楽しませ、会場は温かな一体感に包まれました。
くす玉で昇格をお祝い
そしてフィナーレには、この地方の定番である郡上踊りの「かわさき」と「春駒」が披露され、全員が輪になって踊り、盛会のうちに幕を閉じました。
今回の祝賀会は、私にとって中村先生の偉大なご功績をあらためて認識する貴重な機会となりました。先生の今後ますますのご活躍と、名人へのご昇格を心より願うとともに、事務局の一員として微力ながらも安来節保存会東海支部の活動に貢献していきたいと、気持ちを新たに会場を後にしました。
津軽三味線の見事な演奏