『坂番洋楽データファイル』第305回_25.06.03

気になるアーティストを50音順に、坂崎幸之助が独断と偏見で紹介している≪坂番洋楽データファイル(SYDF)≫「ロ」の付くアーティストの7回目♪

坂崎幸之助 坂番スタジオ
坂崎さんから:
ザ・ロネッツの「ビー・マイ・バイビー」は、
これぞフィル・スペクターサウンド(ウォール・オブ・サウンド)の代表で、
世界中の人がやろうとしていましたね。
なかなか、あそこまで再現できる人はいませんでしたが。
大滝さんが日本のウォール・オブ・サウンドの代表ですね。
お金がかかるレコーディング(笑)


≪interfmをお聴きの皆様へ≫
6月8日(日)の放送は、特別編成のため 6月9日(月)午後8時~の振り替えて放送となります。

≪FM佐賀をお聴きの皆様へ≫
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詳しくはFM佐賀のHP内のInformationにある「エフエム佐賀2025年6月番組改編のお知らせ」
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尚、お問い合わせ等は当番組のメッセージフォームではなく、
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『ロニー・ドネガン(Lonnie Donegan)』
★1931年、スコットランド生まれ。
第2次大戦後、イギリスのジャズがスウィング・ジャズからディキシーランド・スタイルと呼ばれる
トラッド・ジャズに変わる1950年代に、バンジョー・プレイヤーとして活動。
【ケン・コリアズ・ジャズメン】のメンバーだった時にバンド演奏の合間を埋める小編成の「スキッフル」と呼ばれる音楽を演奏し
評判となり、アメリカのフォーク・ブルース・シンガー“レッドベリー”のレパートリーを取り上げた曲をレコーディング。
この曲がヒットして、イギリスにスキッフル・ブームが巻き起こりました。
  ♪ロック・アイランド・ライン( Rock Island Line.)
    *演奏者の正式な名称は「The Lonnie Donegan Skiffle Group」
    *1955年のヒット、イギリス・アメリカ共に8位を記録。
※「スキッフル」は、元々1900年代のはじめのアフロ・アメリカンの音楽。
アコースティック・ギターやバンジョーに加えて、ウォッシュボード(洗濯板)、ジャグ(水差し)、
洗濯桶や茶箱で作ったベース(Washtub bass)、煙草箱などで作ったギター(Cigar box guitar)、
ミュージックソー(のこぎり)、櫛と紙を使ったカズーなど、手作りの楽器を使って演奏したもの。

『ロニー・マック(Lonnie Mack)』
★1941年、アメリカ・インディアナ州生まれ。
1954年、13歳で先生と喧嘩して学校をドロップアウト、プロのギタリストとして活動を始めます。
1963年にソロ・デビュー・シングル「メンフィス」がヒット。
この曲はチャック・ベリーの「メンフィス・テネシー」をギター・インストでカバーしたもの。
1958年に製造がスタートしたギブソンのフライングVをいち早く手に入れた彼は
この曲をフライングVでレコーディングしたそうです。
  ♪メンフィス(Memphis)
    *アメリカで5位
    *ホワイト・ブルース・ギタリストの元祖と呼ばれたロニー・マックは、
     2016年に74歳でこの世を去っています。

『ロニー・ミルサップ(Ronnie Milsap)』
★1943年、ノースキャロライナ州ロビンズヴィル生まれ、盲目のカントリー・シンガー。
1963年にデビューしますが、ファースト・アルバムを発表するのは1971年。
1974年のシングル「ピュア・ラヴ」を皮切りに、1989年までの15年間で35曲をカントリー・チャートのNo.1にしています。
今回は1981年にアメリカのポップ・チャートで5位にランクされた最大のヒット曲を。
  ♪ゆるしてダーリン((There's) No Gettin' Over Me)
    *カントリー・チャートでは18曲目のNo.1を記録。

『ザ・ロネッツ(The Ronettes)』
★1943年、ニューヨーク・マンハッタン生まれの“ヴェロニカ・ベネット”が、姉の“エステラ・ベネット”と、
いとこの“ネドラ・タリー”と結成したガールズ・トリオ。
1961年にデビューし、1963年にフィル・スペクターのレコード会社に移籍して「ビー・マイ・ベイビー」がヒット。
1966年の夏に【ザ・ビートルズ】の最後のコンサートツアーで、
ノース・アメリカでのコンサートのフロント・アクトをつとめた後に解散。
ヴェロニカこと、ロニー・ベネットは1968年にフィル・スペクターと結婚。
  ♪ビー・マイ・ベイビー(Be My Baby)
    *邦題は「あたしのベイビー」。プロデュースはフィル・スペクター。
    *アメリカで2位、イギリスで4位、日本では23位。

『ロバート・ジョン(Robert John)』
★1946年、ニューヨーク生まれ(本名はロバート・ジョン・ペドリック・ジュニア)。
1958年に“ボビー・ペドリック・ジュニア”の名前で「ホワイト・バックス・アンド・サドル・シューズ」がマイナー・ヒット(当時12歳)。
そして【ボビー&ザ・コンソールズ】のリード・シンガーをへて、
1971年に“ロバート・ジョン”として【ザ・ト―ケンズ】で知られる「ライオンは寝ている」のカバーを発表し、
アメリカで3位にランクされるヒット(日本では26位)。
1979年にはディスコ旋風の中、彼のオリジナル・ソング「サッド・アイズ」をリリース、半年かけて全米ナンバー1ヒットに!
今年2025年2月24日、79歳でその人生に幕を下ろしました。
  ♪サッド・アイズ(Sad Eyes)
    *アメリカで1位、イギリスで31位。

『ロリー・ギャラガー(Rory Gallagher)』
★1948年、アイルランド生まれのブルース・ギタリスト。
1966年に【テイスト】というトリオ・バンドを結成して本格的な活動をスタート。
【テイスト】はアイルランドからロンドンに進出し1969年にデビュー。
【クリーム】の解散コンサートのフロント・アクトをつとめるも2枚のアルバムを残し1970年に解散。
そして、塗装の剥げたボロボロのストラトキャスターを弾き倒すロリー・ギャラガーはソロ活動をスタート。
1974年には来日公演も行っていますが、1980年以降失速。
1995年、肝臓の移植手術にともなう合併症により47歳でこの世を去っています。
  ♪ムーンチャイルド(Moonchild) 
    *1976年リリースの6枚目のアルバム『コーリング・カード』から。
    *イギリスで32位にランクされたこのアルバムの共同プロデューサーは
     【ディープ・パープル】のベーシストだったロジャー・グローバー。


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 2025年6月10日(火)PM10時以降の予定です。
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