パーソナリティをつとめるクリエイティブ・ディレクターの鈴木曜さんが、様々な分野で活躍している方をゲストにお迎えし、自分と向き合い、心を"整える"ことそのヒントを探していきます!第145回ゲストは、牟田都子さん
本の校正をしている牟田さん。
校正とはどういう事をするのか、校正・校閲のお仕事とは?
著書『校正・校閲11の現場』のお話、そして心と体の整え方をお聞きします。
Q:そもそも校正とはどんなお仕事ですか?
A:「校正」・「校閲」、自分では区別していない、ほんとはk雑誌などの印刷物が世に出る前の「ゲラ(試し刷り)」と呼ばれるものを見て
誤字脱字や文法的な誤り、変換ミス・人名・地名・数字のデータに誤りがないか、全体での事実関係に齟齬や誤りがないかをチェックするお仕事
出版や新聞では専門職や部署としてある。
Q:どういう書籍に関わってきましたか?
A:大きな出版社の校閲部で10年経験してきて、いまは個人で仕事をしているが、
当時は文芸誌と呼ばれる小説・エッセイ・評論・批評が載るような雑誌を多くやってきた
いまは個人で色んな出版社の方から「この本の校閲をお願いします」と依頼が来ている、小説よりもエッセイや批評などの人文書が多い
Q:著書『校正・校閲11の現場』のご紹介を?
A:タイトルに付けたように、私と同じように校正・校閲をしている人の現場にお邪魔して、どんな風にお仕事しているか話を聞いたりした本
11の現場、どこも面白かった!例えば「TVのテロップ」は同じ文字を見ると言っても一文字にかける時間が何百倍・何千倍と速い
秒単位でチェックしてOKを出している。
異業種と言えるぐらい違うが根っこは同じ。
誰の目にも間違いなので残したくないのに不幸なかけ違いから世に出てしまう悔しさを持っていて、二度と味わうものかという思いで仕事をしていた。
<校正者・牟田都子さんの整いソング>
ガレキの楽園 / 新居昭乃
10年~20年くらい前から聴いているけど、当時は夜中に起きて本を書いたり・読んだりして
一人になれる時間が大事なモノだった、そのころを思い出す曲。
Q:整ったり、自分と向き合う時間は?
A:仕事以外でも本を読む時間を取っているが、半身浴しながら読書している時間が一番整う
整う場所は浴室!、景色としても整っていることが重要でお風呂場にモノを置かなかったり、洗面台が整然としていたりすると良い
Q:身だしなみのこだわりは?
A:やっぱり清潔感!
忙しくなると身だしなみや清潔感が疎かになる、そんな時は思い切って時間を取って美容院に行ったりスキンケアをしたりして
身だしなみを整える。
Q:これからやってみたい事などを教えて下さい?
A:校正・校閲は、出版だけに関わらずSNSに上げる文章を読み返して間違いが無いか皆が意識しないでやっている。
ちょっとしたコツを知っていると良いのではと思って本を書いている。
※その他の活動など詳しくは牟田都子さんのSNSなどをチェックして下さい
【鈴木曜の放送後記】
校正者の方がいて出版物やTV・ウェブサイトが世の中にデビューできる縁の下の力持ち!
一生懸命見ていても間違っていたりして、それを発見できる能力がすごい、ぜひ著書もチェックしてみて下さい。
トーク模様は、radikoタイムフリーやAuDee、
ポッドキャストで聴く事が出来ます。
そして、番組では、あなたの「整う曲」へのリクエストや
「自分と向き合う」と聞いて思うことなど、メッセージを募集しています。
採用させて頂いた方には、
グルーミングブランド「AUGER」の
オリジナルキャップ(非売品)、コンパクトミラー(非売品)
人気のシステムカミソリのいずれかをプレゼントします。
どちらが希望かもお書き添えの上、番組HPのメッセージフォームから、送って下さい。

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