人工冬眠

2026年1月20日(火)

Perfume」が年末でコールドスリープをしましたが、

 このコールドスリープが「人工冬眠」ですね。

 

 人工冬眠は、人類が宇宙を旅するようになった時、宇宙船での惑星間移動などに

おいて、人の体を低温状態に保ち、目的地に着くまでの時間経過による

搭乗員の老化を防ぐ目的のものです。

また、宇宙の移動以外にも、肉体の状態を保ったまま未来へ行く一方通行の

タイムトラベルの手段としてもSFなどでは用いられていますよね。

 

言葉としての「コールドスリープ」は、1941年にアメリカのSF作家が

使いはじめたと言われています。

その後、冷凍睡眠や長期冷凍睡眠には「ハイバネーション」や

「ハイパースリープ」、あるいは「サスペンデッド・アニメーション」といった

言葉が主に使われるようになりました。

 

ただ、もちろん「SFでは」という話です。

現実では人工冬眠なんて・・・と思いきや、もうすでに現実の世界でも

人工冬眠の開発が進んでいるんです。

 

■アメリカのピッツバーグ大学応用生理学研究室では、

 医師のクリフトン・キャラウェイがNASAからの依頼の元、

「トワイライト・スリープ」という状態の研究をしています。

 

この実験のミッションとしては、

体が動かなくなるような薬剤や、人工呼吸器を使用することなく、

人間を冬眠のような状態にするためのシンプルな方法の考案です。

人工冬眠というと、冷凍カプセルのようなものの中に入るイメージがありますが、

そうではない冬眠の状態の研究ですよね。

 

この実験では、薄暗い場所で静かにうたた寝をする21歳~54歳の

ボランティアたちが参加。

極めて健康で、火星への9カ月間の旅を遂行中の宇宙飛行士という想定で

行われました。

医師のキャラウェイは、鎮静剤の「デクスメデトミジン」というものを慎重に

投与することで、その目的を達成しました。

鎮静剤を投与した18時間後、37℃あった被験者の深部体温は、35℃まで低下。

心拍数と血圧も下がりました。

さらに、基礎代謝は20%にまで低下したんだそうです。

寝ていてもベッドから起き上がり、ゆっくりではありますが、

トイレまで行って小用を足すことができます。

おなかがすけば、ベルを鳴らして食べ物や飲み物を頼めるし、

カテーテルや点滴のチューブにつながれることなく、何かに対応したり、

反応したりする能力が確保できているんだそうです。

 

本日の選曲
M1 ステキッ!! / 離婚伝説
M2 ふめつのあなた / Perfume
M3 眠り姫 / SEKAI NO OWARI