「Perfume」が年末でコールドスリープをしましたが、
このコールドスリープが「人工冬眠」ですね。
人工冬眠は、人類が宇宙を旅するようになった時、宇宙船での惑星間移動などに
おいて、人の体を低温状態に保ち、目的地に着くまでの時間経過による
搭乗員の老化を防ぐ目的のものです。
また、宇宙の移動以外にも、肉体の状態を保ったまま未来へ行く一方通行の
タイムトラベルの手段としてもSFなどでは用いられていますよね。
言葉としての「コールドスリープ」は、1941年にアメリカのSF作家が
使いはじめたと言われています。
その後、冷凍睡眠や長期冷凍睡眠には「ハイバネーション」や
「ハイパースリープ」、あるいは「サスペンデッド・アニメーション」といった
言葉が主に使われるようになりました。
ただ、もちろん「SFでは」という話です。
現実では人工冬眠なんて・・・と思いきや、もうすでに現実の世界でも
人工冬眠の開発が進んでいるんです。
■アメリカのピッツバーグ大学応用生理学研究室では、
医師のクリフトン・キャラウェイがNASAからの依頼の元、
「トワイライト・スリープ」という状態の研究をしています。
この実験のミッションとしては、
体が動かなくなるような薬剤や、人工呼吸器を使用することなく、
人間を冬眠のような状態にするためのシンプルな方法の考案です。
人工冬眠というと、冷凍カプセルのようなものの中に入るイメージがありますが、
そうではない冬眠の状態の研究ですよね。
この実験では、薄暗い場所で静かにうたた寝をする21歳~54歳の
ボランティアたちが参加。
極めて健康で、火星への9カ月間の旅を遂行中の宇宙飛行士という想定で
行われました。
医師のキャラウェイは、鎮静剤の「デクスメデトミジン」というものを慎重に
投与することで、その目的を達成しました。
鎮静剤を投与した18時間後、37℃あった被験者の深部体温は、35℃まで低下。
心拍数と血圧も下がりました。
さらに、基礎代謝は20%にまで低下したんだそうです。
寝ていてもベッドから起き上がり、ゆっくりではありますが、
トイレまで行って小用を足すことができます。
おなかがすけば、ベルを鳴らして食べ物や飲み物を頼めるし、
カテーテルや点滴のチューブにつながれることなく、何かに対応したり、
反応したりする能力が確保できているんだそうです。
本日の選曲
M1 ステキッ!! / 離婚伝説
M2 ふめつのあなた / Perfume
M3 眠り姫 / SEKAI NO OWARI