今月の『Actors -life & music-』は、
俳優 津田寛治さん が担当。
いよいよ最終回となった今回は、
一人語りでこの1ヶ月を振り返りながら、
俳優としてのこれから、そして自身の価値観について語りました。 
ラジオ番組を一人で担当するのは初めてだったという津田さん。
「自分の世界観が広がる感覚があって楽しかった」と振り返る一方で、
“スキルのいる仕事”だと実感したとも語ります。
■俳優として、これからやりたいこと
700本以上の作品に出演してきた津田さんですが、
「やりたい役は特にない」と意外な一言。
どんな役でも、その中で“チャレンジすること”が
今の自分にとって大切だと語ります。
その中で唯一挙げたのが、“画家の役”。
個展のための作品を事前に描き、
撮影期間中に一枚の絵を完成させていく――
ドキュメントのような形で役に向き合ってみたいと、
具体的なイメージを語りました。
■新たな挑戦への意欲
俳優としてだけでなく、
「長編映画を一本監督したい」という思いも明かします。
これまで短編作品は複数制作してきたものの、
長編は未経験。
「死ぬまでには一本撮りたい」と、
新たな目標について語りました。
さらに、ドイツでの撮影経験をきっかけに、
ヨーロッパ映画への強い興味も芽生えたとのこと。
インディーズを含めた海外作品への出演にも
意欲を見せました。
♪ 楽曲
『シェルブールの雨傘』メインテーマ
ヨーロッパ映画への憧れを象徴する一曲。
庶民的な恋愛を壮大なスケールで描くこの作品について、
“全編セリフが歌で構成されている”独自性や魅力を語りました。
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■「偉大なる俳優の条件」とは
番組のオープニングにも登場する
チャップリンの言葉――
「偉大なる俳優の条件は、自分を愛すること」。
津田さん自身は、
これに続く言葉として
「演じないことを演じられること」
を挙げます。
演じていることを感じさせない自然な存在感。
その理想像として、西田敏行さんとの共演エピソードも紹介されました。
♪ 楽曲
『ライムライト』より「テリーのテーマ(エターナリー)」
チャップリンへの敬意とともに選ばれたラストナンバー。
1ヶ月にわたってお届けしてきた
津田寛治さんの『Actors -life & music-』。
俳優としてのリアル、
そして一人の人間としての価値観が垣間見える時間となりました。