第35回


ゲストは、
内科医・作家のおおたわ史絵さん。
東京都出身。東京女子医科大学卒業後、
大学病院、総合病院を経て、
下町の内科医として診療。
さらに、障害者医療や、
ボランティアで山岳医療にも携わる。
2005年に出版したエッセイ
『女医の花道!』はベストセラーになり、
作家として、コメンテーターとしても
ラジオ、テレビなどで活躍。
最新著書「ヒトは医学で恋してる!」(文芸社)

おおたわさんは二匹のワンチャンを飼っていらっしゃいます。
ロックくんと音楽つながりの名前の演歌ちゃん。
演歌ちゃんには、なかなか売れずにいて耐え忍ぶ「演歌」と、引き取ることになって、
これもなにかの「縁か」なという意味があるそうです。

その演歌ちゃんがボランティアで
CAPP活動(コンパニオンアニマルパートナーシッププログラム)デビュー。
特養ホームのお年寄りに撫でてもらったり、芸を披露したり楽しい時間を過ごしました。
普段、言葉を発しないお年寄りが動物に触れることで話をしたり
笑顔になったりといつもと違った反応を示されたようです。
医学的にも証明されているのでしょうか?
「柔らかいものを触ると脳のなかから一種の幸せホルモン、
オキシトシンといったホルモンが出ると言われていて、おそらく、それが人間を
柔らかい気持ちにしたり、言葉を発したくなるような感情をださせている可能性はあると思います。」
動物の持っている力は大きいですね!

おおたわさんに今後の目標を尋ねると、
「私は目標とか目的とか定めない。将来の夢とか基本的に持たないんです。
目の前にあることを一生懸命やります。
これから先は静かに穏やかに家族と共に笑って暮らせればいいかな。」

おおたわらさんのspice of life ・・「人と犬とSMAILE」
「人間はひとりじゃなく周りにいる誰かに支えられている部分があって、
それと地球上には犬も鳥も虫も共存しているわけで人間だけが特別じゃないってこと。
あとは毎日、笑っていれば大体のことは幸せだと思う!」

まだまだ話し足りない様子の杏子とおおたわさんでした。

M1. 水彩の月 / 秦基博
M2. Blackberry Street Featuring Urita / Benny Sings
M3. Leaf Off / The Cave / José González