第67回


今回のゲストは、
作家の岩下尚史さん。

杏子がずっと
お会いしたかった方!
収録も和服でお越しいただき
ました。さっそく感激。




熊本県菊池市出身の岩下さんは、小学生の頃から、”芝居が大好き”!
歌舞伎や東宝女優劇などを見るために、数ヶ月に1度は上京されていたそう。
「飛行機で熊本から羽田、モノレールで浜松町、
 そしてタクシーで、新橋演舞場とか歌舞伎座まで!1メーターだもん!」
観劇し終わると、東京の親戚の家に帰るという流れだったのだとか。
その後、中学生、高校生と成長するにつれて、観劇だけでなく、
東京の街で遊んだりと、お年玉やお小遣いは全て使って楽しんでいた、そうです。

そんな岩下さんは、”好きになった、その役者さんの芸”を追うため、歌舞伎だけでなく、
音楽や芝居など様々なエンターテイメントを幅広く見ていらっしゃいます。
最近は、「そのジャンルが好き」という人が多くなってきたとか、、、。
「歌舞伎を分かりたいんだったら、歌舞伎役者と同じだけの稽古をしないと
 分かりませんよ!だから、戦前までの歌舞伎のお客さんは芸者さんや、
 お稽古事しているような裕福なお嬢さんや奥様だけだったんですよ〜」
本当の庶民が見ていたのは、大歌舞伎、おででこ芝居など、、、
また、忠臣蔵などお話の筋を知っていたのは寄席の噺家の影響なのだとか。

興味深いお話がどんどん続きます!


M1. 星のかけらを探しに行こう Again / 福耳  
M2. Eso Beso (That Kiss)  / Nancy Ames
M3. Pop Life / Prince