2016.10.26〜 「14年間の芸能活動後、料理研究家へ!」

第109回 ゲストは、料理研究家でタレントの宮前真樹さんです。

宮前さんは、COCOとしてデビュー後、
14年間芸能界で活動されましたが、30歳を機に引退。
料理を勉強されるようになりました。
「30歳まで働いていた時、芸能界で得たものは ”何もない”って思ってたんです。
 だから、芸能界でお世話になった友人にも連絡とか取ってなくって。
 でも、この料理研究家のお仕事してから、
 14年が、どれだけ、貴重で大切な時間だったか感じるようになったんです。
 昔話なんかしたくない、っていう時期もあったんですけど、今は本当に、感謝だけです。」

引退後に通った料理菓子専門学校ル・コルドン・ブルーは、全部フランス語での授業。
さらに、江戸懐石 近茶流研修科も修了されています。

「始めたばっかりの頃、自分がアイドルだったというのがコンプレックスで。
 学校通って厨房で何年も勉強されている方に比べたら、
 “なんとなくでやっている”と思われるんじゃないかって。
 なので、自分が勉強出来ることは、全部しようってなって、
 効率よく知識を得ようとしたら、資格が付いてきた、という感じです」

他にも、食育インストラクター、野菜ソムリエ、フードアナリスト3級、
食の検定2級、ジュニアフードマイスターなど、食関連の資格を次々に取られました。

宮前さんは、フレンチレストランの厨房研修経験も。
「都市伝説的な、暴力が厨房にあるんじゃないか、って思っていたら、
 お世話になった、山下シェフはそんなことなくって(笑)
 デザートのソースをかけさせてもらう、とか最初はそういうのしながら、
 たくさんお勉強させていただきました。
 フレンチは、本当に繊細で作業が多いので、勉強させてもらっていました」

他にも、自身でつくった蒸しパンを、企業に自ら売り込みをするなど、
今から考えると無茶だと思うことも、積極的に活動されました。
「形になるまで、10年ですね。
 30歳で仕事辞めて、今43歳ですから、10年近くコツコツやってきました。
 料理研究家っていうのも、正直どういう仕事かわからず、
 元アイドルから脱するために最初は付けたんです。
 やり始めてから、どんどん勉強していきました。
 お金無い時もありましたよ〜(笑)」

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