おいしい空気と気持ちのいい景色へお誘いする「JOYFUL LIFE」。山と温泉と音楽が大好きなアウトドアナビゲーター渡部郁子がご案内します。
さて、「ふたご座流星群」の見頃が間近です。「ふたご座流星群」は一晩で見ることができる流星の数が最大規模で、1時間あたり40個から60個、多い時には100個近くも見ることが出来ます。
今年の極大日は12月13日から14日にかけて。日没過ぎから明け方までが流星ウォッチングのお薦めタイムです。眺める方向は、月明かりや街の明かりが目に入らない方向であればどこでもOK。
見つけるコツは、どこか一点を見つめるのではなく広い範囲を眺めることです。街明かりがなく、空気が澄んだ場所ならより見つけやすくなりますよ。
でも、寒い夜にジッと動かずにいるわけですから、寒さ対策は万全に整えてから出かけましょう。帽子、マフラー、手袋などの防寒具。あとはあたたかな飲み物も忘れずに用意しましょう。
流星を写真に撮ってみたいという方へのアドバイスです。一眼レフカメラと三脚を持っているなら挑戦してください。カメラを三脚に付けたらモード設定をマニュアル、またはバルブに設定。「エフ」で表される絞りの数字は一番小さい数字に。ISO感度は3200あたりにして、シャッター速度60秒前後でレンズに夜空の光を集めて下さい。これで何枚も写せば、流星のチャンスを捕らえることができますよ。
さぁ「ふたご座流星群」はもうすぐです。どうか、その日の夜が晴れますように。