(後編)
スキマなコーナーでは、ワイン界で世界最高峰の資格「マスター・オブ・ワイン(MV)」を取得した大橋健一さんをお迎えしてお送りしました!
(2017年1月3日、10日、17日OA分)
後編では、しょこたんが大橋さんに一番高いワインと一番まずかったワインについて質問をしました。
大橋さんが一番高かったワインは300万円だったと言った瞬間、
しょこたんが「高いワインを飲みたいな~。」と呟きました。
すると五郎さんが「お金を持っているんだから、いくらでも高いワインを飲めるだろう。」と言うと、しょこたんは「人におごってもらって飲みたい!」という始末。
五郎さんもこれには納得していました。(笑)
300万円したワインは、
ブルゴーニュ地方でアンリ・ジャイエさんが造った高級ビンテージワインで、森の下草の香りとマラスキーノ・チェリーやハイビスカスティーなどのフルーティーな香りが見事に共存している味わいだったそうです。
また、アルコールの揮発臭も強く少し黒トリュフっぽい香りもあり、アルコールの刺激がまだ残っていて、ビンテージだけどアルコール度はまだ若いと感じたとの事でした。
これを聞いて、しょこたんが今度は、「どのあたりが300万円だと思いますか?」と聞くと、五郎さんがすかさず「一番バカな質問だよ!おれが一番聞かれたくない質問だ。」と反論しました。
でも、大橋さんも良く聞かれるそうで、「やはり生産量が少ない中、需要があるので高くなります。あとは、死ぬまでおごってもらった人の事は覚えていられる。」という事でした。
一番まずいワインに関しては、すでに醸造時点で劣化しているワインだったそうです。
大橋さんからのワンポイントアドバイスは、
「2000円以下のワインは、買ったらすぐ飲んで、保存しない事!」
1万円以上であれば保存しても大丈夫だそうです。
ついつい、ワインは長く置いておけばもっと美味しくなると思いがちですが、安いワインはそういう物でもない事が分かりました。
現在、日本人の合格者が少ないMVですが、これはMVが世界で活躍する資格であり、世界の情勢を分かっていないといけない資格のため、日本国内でしか仕事をしていない人にとってはハードルの高い資格だと大橋さんが語ってくれました。
今後大橋さんは、自分の名前にちなんで世界と日本の懸け橋になるような仕事をしていきたいという事でした。
是非是非これからも大橋さんには頑張って活躍をしていただきたいです!